Written by moguko

【銀行の仕事は激務で忙しい?】元銀行員が経験した本当に忙しい時期と真実を公開【答え=ヒマです】

銀行

こんにちは、mogukoです。

銀行員になりたい方、目指している方、銀行員のイメージをこんな感じで見ていませんか?

  • 朝から晩まで仕事仕事仕事
  • 激務で深夜まで残って当たり前
  • 早帰りかと思ったら接待・飲み会の付き合い
  • 休日は常に試験勉強

もう24時間じゃ足りなくくらいの仕事をこなす超人みたいな感じですよね。スーパーサイヤ人か!とツッコみたくなります。

正解もあれば、間違いもあり。具体的いつ忙しいのか?どのくらい忙しいのか?ちゃんと休めているのか?経験をもとに書いていきます。

銀行員女子を目指すみなさん、そんなにビビらなくて大丈夫です。忙しいけど早く帰れますよ(=´ω`=)

本記事の内容

  • 【どのくらい忙しい?】銀行員の仕事スケジュール
  • 仕事内容、部署によって忙しい頻度が違う
  • 【ブラックではない】忙しいけど残業はしちゃダメ

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【どのくらい忙しい?】銀行員の仕事スケジュール

本当に忙しいのか、そうでないのか?シンプルに語ると下記の通り

  • お金に誤差がなければ定時退社
  • お金に誤差あれば、原因が見つかるまで勤務続行
  • 研修や勉強会があれば、1時間ほど延長

全てはお金があえば、退社できるかできないか、これだけです。

・・・と言っても大体のミスは、特に大きな問題ではありません。お金は動いたけど事務処理をまだしていなかった為、誤差が出たみたいな感じ。いや本当はちゃんとしないといけませんよ。たまたま15時までに間に合わなかっただけです。

誤差防止のカギを狙うのは窓口業務。プレッシャーもあり、神経も使うデリケートな業務です。私も6ヶ月経験しましたが、そう簡単にマスターできません。いや、私の場合は1〜2年やっても向いてなかったかも知れません。笑

窓口業務に向いている人は性格と才能、あとは器用な方ではないかと思います。では、どんな人が向いているのか?下記記事にまとめています↓
>>【元銀行員が語る】あなたは銀行の窓口業務に向いてる人?【カワイイだけじゃ勤まりません】

曜日、日にちで分けたらこうなる

一概には言えませんが、下記の通り

  • 五十日(5日、10日、15日、20日、25日、30日)は事務処理多め、来客が多い、マジ忙しい
  • 五十日以外はヒマ
  • 月曜日は必ず何かが起こる(笑)
  • 木曜日、金曜日はなぜか忙しいときあり
  • 火曜、水曜は基本的ヒマ

あくまで個人的に感じたことです。100%信じないでください。笑

トータルで考えて、なんだかんだ忙しいじゃんって感じですよね。変な事件やトラブルがない限り、基本的に五十日(5日、10日、15日、20日、25日、30日)は大忙し。それ以外は、ヒマと思って頂いてOKです。

年末年始は覚悟しよう

12月はどこも忙しない時期。銀行も同じくバタバタします。

具体的に何が忙しいのか?ここは、【経験者が語る】銀行員の年末年始は本当に休める?それとも忙しい?年明けは要注意です。にまとめていますが、簡単に言ったらこんな感じ↓

  • めったに来ないお客さんのイレギュラーの対応
  • ものすごい数の入出金処理
  • ボーナス、退職金を運用したいと相談にくる人

年末までに「今のうちに銀行に行っとこ」と思うお客さんはけっこう多いんですよね。「できれば早く来てよ」と銀行側は思っています。笑

もしかしたら12月が1番忙しいかも知れません。12月の忙しさを経験すれば、他の月は余裕かも?と感じます。支店場所でまた異なりますが、12月以上に人がバタバタすることはないので、やっぱ年末が一番忙しいですね。

もっと具体的に知りたい方は、【銀行の本部は何してるの?窓口は?】銀行員の1日リアルスケジュールを公開→元銀行員がお答えします。に詳細を載せていますので、ご覧ください。

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仕事内容、部署によって忙しい頻度が違う


私は支店と本部勤務を経験しましたが、時間の流れが全然違うなと感じました。

  • 窓口:混み具合、来店者数による
  • 営業:お盆以外はほぼ外出
  • 融資:パソコンと資料のにらめっこ(たまに外出)
  • 本部:打ち合わせや事務作業など時間の流れが異なる

仕事が異なれば、時間が過ぎる感覚も違いますね。

お客さんの混み具合、〆切の迫った仕事があれば、休憩もないくらい忙しいときはあります。ただ頻度はそんなに多くないので、お昼抜きで仕事するってことはないですよ。笑

お昼休憩も労働基準法で決められた大切な時間です。銀行のお昼休憩はどんな感じか知りたい方は【銀行員の昼休み事情】ちゃんと休めてる?昼食後のエチケットも紹介【口臭は超重要】をご覧ください。

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【ブラックではない】忙しいけど残業はしちゃダメ


残業は最低限。ダラダラ残ることは許しません。

  • 深夜まで残業
  • 終電逃し、家に帰れずネットカフェ
  • 社内に残り、オフィスで就寝

さすがにこれはありません。私も経験したことありませんし、もう早く労働基準監督署に行って報告すべきです。

私が場合は、21時まで残ったことが2〜3回ありましたね。難しい仕事に手こずり、かなり時間がかかりました。とことん仕事ができなかったのです。。笑

支店に勤務している人たちは、お金の誤差がない限り残業はほとんどしません。残業するとしたら本部。本部は高確率で残業する人たちが多いです。ただちゃんと残業手当はつくので、そこは大丈夫ですよ。

残業する人は大体決まっている

仕事が溜まって帰れず、残る人は大体決まっています。

  • 課長
  • 係長
  • 部長クラス、または役員

基本、平社員はあまり残業させません。辞められたら困りますし、残業するほど大きな仕事もまだ与えていないので、残る理由がありません。

逆に管理職クラスの人たちは、残る確率が高くなります。管理職ですからね。残ると言ってもちゃんと残業手当は付きますし、それなりに収入はもらっています。だから文句は言えないはず・・・

まぁここは仕方ないんじゃないかな?と思います。毎日残業しているわけじゃないですよ。不定期に残業している感じ。それなりの役職、収入を引き換えに時間制約されるのが、管理職としての役目です。

逆に1〜2年目の新人は9割の確率で定時で帰れと言われます。「やったー」と思いたいですが、銀行業務の仕事ではなく、試験と言う仕事が待っています。帰って勉強しろと言うことです。

激務で忙しいというのは、こういうこと↓

  • 業務時間内にやってくる目も回るような忙しさ
  • 早く処理しなければ業務時間に終わらないくらいの量
  • 時間との勝負。集中して取り掛からなければいけないオペ

遅くまで残るのではなく、業務時間内にやらなければいけない仕事の量がたくさんあるのです。今日の仕事を今日中に終わらせないとダメなのが銀行業務の仕事。ダラダラやってはいけないのです。

繁忙期は鬼のように忙しいですが、それを普通のように捉えたらあとは慣れです。いつもの業務と捉え、サクッとこなせたら成長した証拠。忙しい、キツイ、激務。これはチームワークと慣れで克服できます。

結果、最後は慣れと経験です。銀行の仕事は激務だから・・・と怯えている方、それはまだ経験していないだけ。経験して生き残った人から、銀行員として長く勤めることができます。

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