Written by moguko

【銀行業務から一般事務の転職はどう?】元銀行員が驚いたこと5つ。【印鑑漏れ?あーゴメンゴメン(*´з`*)】

女子の働き方 銀行

こんにちは、mogukoです。

銀行業務から一般事務に転職し、現在もそのまま事務職を継続しています。

デスクワークは変えず、仕事内容を変えた感じ。ただ、銀行と他企業の事務仕事は全く違います。正直、驚きました。

今回は、銀行業務と一般事務の違い、また転職してどう感じたのか、経験談も含めて解説していきます。

銀行業務から一般事務へ転職を考えている方、こんな適当で良いのか?と驚くことばかりですよ。

本記事の内容

  • 【銀行業務から一般事務へ転職】驚いたこと5つ
  • 【経験談】銀行に就職できたことを改めて感謝
  • 【一般事務は誰でもできる】しかし銀行員はその上をこなす

スポンサーリンク

【銀行業務から一般事務へ転職】驚いたこと5つ


一般事務に転職して驚いたことは下記の通り

  • 机の上に書類が散乱
  • ミスがあっても報告しなくても良い
  • 印鑑漏れを指摘しない
  • チェック体制が適当
  • のんびり仕事している

解説していきます。

机の上に書類が散乱

銀行デスクは基本、机の上に書類を放置したまま席を離れません。

  • 退社時には、必ず金庫に入れる
  • 休憩時など、席を離れるときは、ファイルに閉じるかキャビネットに片付ける
  • 連携は必要な事務処理は、停滞しないようにすぐに回す

銀行にとって書類紛失は始末書レベルの問題。お客さんから頂いた書類や、内部で回す重要書類など、どこかに紛れ込んで紛失したなんて、とんでもない話です。

しかし、他企業は問題なし。全く問題ないとは言いませんが、重要な書類が机の上で置かれていても、全く気にしません。それくらいの温度差があります。

ミスしたことの重みが違う

ミスは誰でもします。仕方ないことですが、ミスに対する重みが違います。

  • 銀行:本部に報告するくらい厳重注意レベルの問題
  • 他企業:重要書類にもよるが、次からは気を付けてね程度

繰り返しますが、これくらいの温度差があるのです。他企業は、そんな小さなミスに構ってられないと言うのが本音でしょうか?

銀行にとって、事務事故は信用低下です。とにかく信用が命。たかが書類と適当に扱ってはえらいことになります。銀行経験者の方は、この事態を痛いくらいわかるはずです。

印鑑漏れを指摘しない

これも小さなことですが、印鑑漏れはきちんと書類を見ていない証拠=仕事していないと見なされます。

該当者の印鑑がないと、次に回せず、ここで業務の滞りが発生。迅速な処理が必要な銀行にとって、あまりよくないケースです。

一方、他企業はもう一度該当者の元にいって、印鑑をもらいに行けばOK。特に咎めることもなく、普通のこと。「あっ押し忘れているな」と思う程度でしょう。甘えてはいけませんが、これくらい許してほしいですよね。

チェック体制が適当

銀行は入念にチェックします。

  • 処理済の伝票を2重チェック
  • 郵送物は必ず2人体制
  • キャビネットを開けるときは、必ず上司の許可が必要

制限があり、不便を感じる体制ですがとにかく徹底していました。

私が経験した他企業のチェック体制

  • 色んな引き出しに重要書類が散乱している
  • 郵送物は個々で対応。入っている入っていないがわからない
  • キャビネットの鍵はつけつばなし

中には、キャビネットの鍵が元からなく、年中開けっ放しも普通。大した書類がないならそれでも良いかも知れませんが…。転職時は、めちゃくちゃ違和感がありました。

のんびり仕事している

繁忙期ももちろんありますが、基本のんびりできます。

  • 銀行:9時〜15時までは緊張感もって仕事
  • 他企業:繁忙期でなかったら、リラックスして仕事

支店は接客もありますので、気を抜けないのは仕方ありませんが、総合的17時まではあまり気を抜けない感じ。対して、事務職はやるだけのことをやっていたら、後は気を抜いてもOK。のんびりできます。

事務職は接客がないので、仕事が少ない時期は退勤までゆっくりできるのはまさに天国。世の中こんな仕事もあるんですね。ありがたいです。

スポンサーリンク

【経験談】銀行に就職できたことを改めて感謝


理由は下記の通り

  • 転職するには有利な立場
  • 銀行以上に細かく厳しい教えはない
  • 収入や待遇は高レベル
  • 最初の勤め先はかなり重要
  • 厳しい環境を経験したら、後がラクになる

ずっと勤めたいところではありませんが、就職して良い経験を得ることができました。

1年目から厳しい環境で働いていたら、どこでも転職できます。あと転職先で、すぐに仕事を任せられます。

適当すぎる仕事に驚く

適当に仕事しても良いんだなと教えられました。

  • 適当すぎるマニュアル
  • 机の上にコーヒーを置いたまま、仕事
  • ネットサーフィンしながら仕事

最後はちょっとやりすぎ?な部分もありますが、ヒマならOK。問題ないのです。

今までよそ見せずに真剣に働いていましたが、それは銀行だけ。世の中適当に働いても給料をもらえます。

転職に、学歴は関係ない

学歴を見るのは新卒のみ。転職はあまり重視しませんよ。

  • 即戦力を求めている
  • 転職は過去にやってきた職歴を重視
  • 学歴はどうでも良い

良い大学出て、勉強してきたことは評価しますが、社会人になるとスキルや職歴を重視します。だって即戦力求めているのに、学歴みても仕方ないじゃないですか。

なので新卒時、どこに就職したのかは非常に重要。2〜3年働いて転職を考えているなら、最初の就職先は銀行のようなカタイ所で働くと非常に有利ですよ。

私の持論になりますが、将来の自分の働き口を見つけるには強いアイテムを持っておくべきです。

スポンサーリンク

【一般事務は誰でもできる】しかし銀行員はその上をこなす


キツイ環境を経験したら、事務職は軽い仕事に感じます。

  • 気を抜ける時間帯がある
  • ちょっと手を抜いても仕事に支障ない
  • 自分のペースで仕事ができる

決して事務職をバカにしていませんよ。ただ、2回転職して感じたことを書いているのです。笑

もちろん、その代償として給料は少し下がります。忙しくて重たい仕事は給料が高く、ラクな仕事は低い傾向。それをわかって転職するのであれば、事務職は当たりですよ。

そのおかげか、体調面・生理痛も少し緩和しました。やはりストレスは害悪。自分自身に合った仕事をするのが一番幸福になれます。

事務作業の重要度が違う

ざっくり言えば、責任に直結するかしないかの問題です。

  • 銀行:事務事故は、大きな信用を失うくらいのリスク
  • 他企業:裏方の仕事であり、そんなに重要度は高くない

銀行のメインの仕事はお金。そのお金を正確に管理するために、事務作業はとても慎重にならないといけません。なので、重要度が高いのです。

逆に一般事務=事務職はメインの仕事ではなく、裏方の仕事。食品、医薬品など商品がメイン、事務はその商品の管理にすぎません。

この差が銀行と事務職の違い。気が抜けないのもわかりますし、ストレス負荷が違うこともわかります。

裏方を完璧にこなす人材は元銀行員しかいない

事務処理を迅速、正確にこなす人材はどこの会社も欲しいです。経理だったら尚更欲しいでしょう。

銀行に勤めていなくても、几帳面な方はもちろんいらっしゃいます。ただ厳しい環境でやってきた経験がないので、同じように作業をしてもどうしてもどこかで劣るはずです。

  • 字がキレイに書けても、書類の扱いが雑なら意味がありません。
  • 印鑑をまっすぐキレイに押せなかったら、やり直しです。
  • 書類不備を見抜けなかったら、信用が失われます。

銀行なら問題ありですが、他企業なら問題ありません。

元銀行員にとって、一般事務はそんなに難易度は高くありません。そんな適当で良いのか?と驚くことばかりですが、それでOKなのです。ラクな仕事に就きたい方、一般事務は適職であり、大当たりですよ\\\\٩( ‘ω’ )و ////

関連記事