Written by moguko

【銀行の仕事はなくならない】将来銀行がなくなるなんて大ウソ【新しい仕事に変わるだけ】

銀行

こんにちは、mogukoです。

先日、こんなツイートをしました。

銀行は将来潰れる、なくなる、安泰ではないと言いますが、そんなの銀行だけではありません。確かに、100%安全とは言いませんが、それは全ての業界に該当します。

合併など繰り返していますが、銀行はそう簡単にはなくなりません。これからネット銀行が主流になると思いますが、それはまだ先の話。未だにペーパーから抜けない銀行はたくさんあります。

銀行は将来性がないと敬遠しているあなた。非常にもったいないです。将来性がないのはどこも同じ。銀行員になりやすいのは新卒の特権をもっている今だけですよ。

本記事の内容

  • 【銀行の将来性がない理由3つ】しばらくは安泰
  • 銀行はなくならない。しかし、就職するデメリットが増える
  • あと20年くらいは現状維持。利用者が減れば銀行は変わる

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【銀行の将来性がない理由3つ】しばらくは安泰


将来性がない理由は下記の通り

  • 採用人数の激減
  • ネット銀行の普及
  • AIの技術開発の進歩

解説していきます。

採用人数の激減

元々狭き門なのに、銀行員になるのがさらに難しくなっています。

直近では2016年あたりをピークに採用人数が減少傾向。理由は不景気やコロナなど、経済状況でこのような結果になっています。

私はリーマンショック前の採用だったのでギリギリセーフ。もうここは運としか言いようがありません。言っておきますが、メガバンクが減少だからと言って、全ての銀行も一緒とは限りませんよ。

地銀や信金は、逆に採用人数を増やしている、または一定の所もあります。

  • 静清信用金庫・・・2018〜2020年→約20名前後採用
  • 信金中央金庫・・・2020〜2022年→約50名採用
  • 鹿児島銀行・・・・2019〜2021年→約65名採用
  • 十六銀行・・・・・2018〜2020年→約60名採用
  • 武蔵野銀行・・・・2019〜2021年→約100名採用

メガバンクを基準にするとマイナス方向に考えてしまいますが、他銀行は違います。こういう所にも目を向けるべきです。

ネット銀行の普及

私も利用していますが、ネット銀行は便利ですよね。

  • 手続きが蘭単
  • スマホのみで処理できる
  • 金利や利息が多い

支店がないので、自動的にコストは削減。その分、他の面にサービスを提供できます。

例えばキャッシュバックやポイント、金利の上乗せなど、支店をもっている銀行には実現できないおトクなサービスが実現可能。楽天銀行がそうですよね。口座引き落としにしたら、その分ポイントがもらえる仕組みです。

これからネット銀行の利用者が増えたら、支店持ちの銀行は確実に不要になります。

AIの技術開発の進歩

ネット銀行と被りますが、お問い合わせ内容もAIが使われています。

株やFXが自動運用で出来るように、資産運用の相談も人からAIに変わると予想。お客様の資産状況にあった投資信託を提案し、全てAlに任せる時代がそろそろ来るかも知れません。

窓口や営業もAIが代用。窓口に関しては、既にネット銀行がその役割を果たしていますよね。皆さん、スマホでサクサク入出金していると思います。

ただし、これは若者だからできること

銀行はこれから変わっていきますが、これはスマホ世代が中心にできているだけ。もっと需要が多くならないと、変わることは難しい話です。今の高齢者の方はスマホ決済していますか?ネット銀行を利用していますか?(0人とは言いませんが、ほとんど使ってないでしょう。)

日本の人口年齢層は圧倒的に高齢者が多め。まだまだ支店持ちの銀行が有利なのが現状です。

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銀行はなくならない。しかし、就職するデメリットが増える


銀行がなくなることはありませんが、新卒は狭き門、転職はさらに高スキルが求められると予想します。

  • 新卒:コミュニケーション能力、提案力、行動力
  • 転職:高度な金融知識、M&A、マネジメント能力、コンサルティングなど

新卒時は、ノースキルでもやる気があれば採用してくれます。ただ、上記のようなスキルを求めていることは頭に入れておきましょう。

事務作業がAIで簡略化すれば、手が空きます。その空いた時間は、お客様と向き合う時間に回るでしょう。

高度なコミュニケーション能力が必要かも

昔から求めていた形ですが、銀行は事務処理や雑務が多く、なかなかできませんでした。コミュニケーション能力と言っても、話すことが好きな程度OK。知識はその次でOKでした。

これからはそうはいきません。お客様の資産状況を把握して提案するスキルが必要。長期運用が良いのか、積立預金が良いのか、要望を聞きながらヒアリングしなければいけません。

話すこと、提案力、企画力など生み出す能力がこれから必要。AIはデータ分析して答えをだしても、それを説得することはできません。最後は人との対話が求められます。

コミュ障と逃げていたら、銀行はムリ

仕事カテゴリーで分けたら、銀行もサービス業の1つ。

私はコミュ障でしたが、運良く内定をもらい、配属先が本部だったこともあり幸運でした。半年だけ支店を経験しましたが、お客さんがいるといないでは全く違います。心構えが必要でした。

最初はヘタクソでもOK。100%完璧なコミュニケーションなんてムリです。経験を積んで上手くなれば、スキルを習得することができます。

当たり前ですが、敬語や謙譲語、丁寧語なども気を付けて話さないといけません。心配な方はこの本をどうぞ。敬語で話すって以外に難しいですよ。

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あと20年くらいは現状維持。利用者が減れば銀行は変わる


今後支店を持っている銀行は間違いなく減ります。ネット銀行の人口層が多くなれば、需要に合わせて変わるでしょう。

しかし、こんなケースはどうでしょう。

もし親が亡くなった場合、相続として銀行の預金を譲渡できます。ネット銀行なら最低限の書類を出せば譲渡可能。しかしややこしい家族関係の場合、ネット銀行では人柄がわからないので本当に渡して良いのか判断が分かれます。こう言ったややこしいケースはやはり支店が強いです。

個々の家族関係は銀行もわかりません。しかし、長年お付き合いのあるお客様なら家族構成がわかることがあります。

銀行は相続相談を無料で開いています。複雑な家族関係なら、間違いなく銀行に相談するでしょう。それを考慮して、銀行側は弁護士を入れて対応。たとえ揉めてでもお客様の口座を守るでしょう。

これは支店だからこそできること。機械的な作業で済まさず、気持ちを汲んでお客様の口座を守る働きをしてくれます。あまりないケースですが、自分のお金を守りたいならネット銀行よりも支店の方が、信頼感は大きいです。

ネット銀行が中心になるが、支店は最小限に生き残る

支店は完全にはなくなりません。理由は下記の通り

  • 企業との付き合い(融資や振込関係)
  • 年金・相続関係
  • デジタル系に弱い人

設定や動作がわからず、未だに窓口を利用している人は少なくありません。また企業関係のやりとりは支店じゃないとムリな話。なので、100%支店がなくなることはないでしょう。

逆にこの時代に逆らって支店を増やしている銀行もあり。主に企業の融資関係が目的ですが、やはり足を運んで対話を望む人もいらっしゃいます。

ネットと支店:それぞれの役割あり

  • ネット銀行…入出金、振込、投資信託など
  • 銀行(支店あり)・・・融資、企業コンサル、相続関係

メガバンクは資金があるので、ネットに力を入れつつ、補えない所は支店がカバーする動きがあります。

支店を持っている銀行は間違いなく、縮小するでしょう。しかし、将来が見えないてことはありません。時代にあわせた仕事内容、働きが変わるだけ。これからは高度な金融知識を求めた、コミュニケーション能力が必要な銀行員が必要になってきます。

銀行員を目指している皆さん、銀行の未来は決してオワコンではありませんよ!\\\\٩( ‘ω’ )و ////

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