【銀行員は資格をとるのが仕事】必須な資格4選・評価の高い資格5選を紹介【取得は早い者勝ち】
こんにちは、mogukoです。
金融機関に勤めたら必ず資格は必須。資格がないと色んな仕事に支障が出ます。
支障が出ると言っても、顧客側はわからないもの。ただ信頼度が上がります。名刺に名前しかないより、「FP1級」の肩書きがあったら「おっ?お金の専門家だな」とお客さんの反応が変わります。
- 銀行員としてこれからやっていく人
- 銀行員を目指している人
- 金融業界への就職を考えている人
上記どれか1つでも当てはまる方、今のうちに資格取得した方が絶対ラク。銀行を含め、金融業界に有利な資格について、紹介していきます。
本記事の内容
- 【これがないと銀行員と名乗れない】絶対必須な資格4選
- 【銀行員として大きく信頼】昇進、転職、評価アップ資格5選
スポンサーリンク
【これがないと銀行員と名乗れない】絶対必須な資格4選
- 証券外務員
- 生命保険募集人資格
- 損害保険募集人資格
- 普通自動車免許
解説していきます。
証券外務員
これがないと窓口対応ができません。
- 金融商品の説明、販売
お金の入出金、振込などは無資格でも対応できますが、金融商品の販売は証券外務員の資格がないと、お客さんに売ってはいけません。なので、この資格は非常に重要です。
合格の秘訣については、【ヤバイ・・・受からない】証券外務員に落ちたそこのあなた。元銀行員が合格方法を解説【死ぬ気で勉強せよ】をご覧ください。
生命保険募集人資格
タイトル通り、生命保険の取扱いで必要な資格。保険商品の取扱いもあるので絶対に必要です。
- 試験の難易度は優しめ
- マークシートのみで記述なし
- 100点満点中70点以上で合格
- 合格率80%以上
1週間ガッツリ勉強すれば簡単に合格できます。テキストだけでも大丈夫なので安心して下さい。ただし、ちゃんと勉強して下さいね。油断は禁物ですよ。笑
損害保険募集人資格
こちらも難易度は優しめ。生命保険と同じく損害保険も保険商品の中に入っています。
- 試験の難易度は優しめ
- マークシートのみで記述なし
- 100点満点中70点以上で合格
- 問題数50問
合格率は70〜80%あたりかと・・・。そんなに難しくはないです。こちらもテキストのみで勉強すれば受かる試験ですので、手堅くコツコツ覚えていきましょう。
普通自動車免許
必須項目に入れましたが、持っていなくても大丈夫です。営業課に配属されなければ不要だと思います。
私は免許なしで銀行員になれましたが、メガバンクや全国規模の銀行なら免許必須のところが多いでしょう。今のうちにとっておいて損はないです。
スポンサーリンク
【銀行員として大きく信頼】昇進、転職、評価アップ資格5選
- 日商簿記
- 銀行業務検定
- FP(ファイナンシャル・プランナー)
- 証券アナリスト
- 宅地建物取引士
- 中小企業診断士
解説していきます。
日商簿記
簿記は金融業界で必ず関わってくる資格です。
- 損益通算書
- 貸借対照表
- 精算表
- 財務諸表
- 残高試算表
融資部門に配属されたら、必ず関わってきますし、銀行以外でしたら経理で使用します。
銀行に就職するなら簿記は絶対に有利。融資業務の部署に配属されたら、間違いなく実践で使えます。
銀行業務検定
銀行員のための検定と言っていいでしょう。銀行員に必要な専門知識が出題される試験です。
銀行員が良くうける代表的な試験科目
- 法務3級
- 財務3級
- 税務3級
この3つを取れば、一定の評価をしてくれます。・・・と言っても簡単ではないので、まずは4級からトライしても良いでしょう。科目はたくさんあるので、1つ1つクリアしていけばいいです。
全く役に立たないとは言いませんが、銀行内では多く科目をクリアして人は優秀とみなされます。2級がとれたらかなり優秀ですよ。記述問題があるので、クリアできた人は間違いなく出世できます。
FP(ファイナンシャル・プランナー)
個人的にFPは人生の勉強になります。金融業界以外にも使える資格です。
- 税金
- 不動産
- 資産運用
保険、不動産、証券業界に勤めている人も対象。国家資格なので、名刺に印字できます。お客さんから一目置かれる存在になれますよ。
合格率は70〜80%と高め。簡単じゃんと思うかも知れませんが、試験範囲が広いのでそんなことありません。私は学生の頃に3級取りましたが、2回落ちました。笑
証券アナリスト
どちらかと言えば、銀行より証券会社向け。投資部門の専門スペシャリストとして重宝されます。
- マクロ経済
- テクニカル分析
- 財務分析など
財務が出てくるので、簿記を習ったことある人は有利。数学が得意な人は勉強しやすいですよ。
証券アナリストは調査、分析が中心。財務諸表を読むだけでなく、企業の動向調査、経済の先行きを予想して投資判断の材料となる情報をまとめます。
これをとったら間違いなく転職、年収は有利。証券会社に転職、または銀行の専門部署への異動が叶うでしょう。やりたくない仕事をせず、専門職として活かせます。
宅地建物取引士
宅建も簿記と同様、融資業務に関係してきます。
- FP同様、名刺に印字できる(国家資格)
- 融資、営業に重宝される資格
- 専門部署に配属が可能
配属部署は住宅ローン担当や債権管理部門など、宅建取得者しかできない説明事項、書面の記名ができるようになります。
不動産業界では必ず必須な資格であり、転職にも役に立ちます。融資部に配属された人のうち、必ず1〜2人は宅建を持っていました。合格率は20%未満と難関。簡単ではありませんが、資格手当=報奨金は高めなので、銀行にとっては必要な資格です。
中小企業診断士
国から認められた経営コンサルタントであり、融資先企業の将来性を見極めることができます。
- 中小企業のエキスパート
- 融資判断を的確に見ることができる
- 銀行内で大きく差をつけることができる
紹介した資格の中では最も難関資格で、合格率20%未満、試験は1次、2次試験と2回あり。2段階合わせた合格率なので、かなり難関と言えるでしょう。
以上、銀行員がとるべき資格、有利な資格を中心に紹介してきました。
たくさん取得して良いって訳ではありませんが、自分の選択肢を広げる手段になります。
- 苦手な仕事から離れることができる
- 資格取得した精通な部署で仕事できる
- 将来の選択肢をもてる武器になる
銀行でさらに活躍できる武器にもなれば、イヤな仕事から逃れられる武器にもなります。
銀行内のアピール、キャリアアップ、将来の選択肢を広げる。早く取り組んだ人から、ラクな道が待っています。
強制的ではありませんが、あなたの銀行員キャリアにプラスになることは間違いなし。興味をもった資格があれば、今日からチャレンジしてみましょう。
【独学で取得】通信講座リスト3選
- 【オンスク.JP】
:大手資格学校TACのグループ会社。スマホ1つで何講座受けても定額料金=月980円。講義動画やテキストにTACのノウハウがコンパクトに凝縮。私もTACで証券外務員を取得しました。
- LEC東京リーガルマインド
:料金は少し高めだが、実績ある講師陣の講座とわかりやすい教材で有名。大手資格学校であり、ミスチョイスはない。
- STUDYing(スタディング)
:AIを用いた学習アドバイス機能があり、苦手な部分を教え、反復学習を促す。スクールより破格の安さで提供。
関連記事
【ヤバイ・・・受からない】証券外務員に落ちたそこのあなた。元銀行員が合格方法を解説【死ぬ気で勉強せよ】
証券外務員に受からない・・。落ちた。。計算問題もあり、集中して取り組まないとなかなか覚えられません。私も1回落ちたことあるのでよくわかります。今回は証券外務員試験に合格するコツを紹介。これであなたも次は合格できますよ。
【銀行員の一年目はとにかく勉強】合格が必須であり、プレッシャーと闘うことが仕事です(でも私は落ちました)
銀行員の1年目の仕事は、勉強です。仕事の次に勉強。平日、休日も勉強。全ては試験突破のためです。資格取得もあり、1年目〜若手あたりはすこし大変だと思います。勉強嫌いな方でも銀行に就職したらイヤでも勉強しないといけません。誰もが通る道なので、ここは腹を括って頑張りましょう。