Written by moguko

【銀行員の失敗あるある】やらかし、重大ミス、上司の激怒。人は必ずミスします。【ミスしてもへこたれるな】

銀行

こんにちは、mogukoです。

銀行はミスが許されない神経質な職場であり、迅速な処理が求められる。

そんな職場だと思っていませんか?はい、事実です。表向きは。

でもねそんな完璧な人間ばかりが銀行に勤めているかと思ったら、大間違いです。みんな言わないだけで、色々やらかしています。(私も)

今回はどんな失敗、どんなやらかしをしてきたか、一部紹介。銀行員を目指している皆さん、厳しくて大変な仕事ですが、ノーミスで仕事している人なんて誰もいませんよ。みんな必ず失敗しています。安心してください。

本記事の内容

  • 【銀行員の失敗あるある5選】間違えは100%します
  • 【どんどん失敗しろ】やらかしてもクビにはならない

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【銀行員の失敗あるある5選】間違えは100%します


よくある失敗は下記の通り

解説していきます。

オペミス

これは100%します。しない人なんて絶対いません。

オペとは、専用パソコンに文字数字を入力し、伝票を専用機械に入れ、印字する作業のこと

実際はこんな感じ(南都銀行より)

「こんな簡単なオペをミスする人なんていないでしょ。」と余裕こいていたら、絶対にします。知らない間に数字を間違えて入力したり、確認したつもりで間違えたなど、油断しているときにやってしまいます。

「24,500円」の出金を「25,400円」に間違えた。なんてよくある話。慣れたらサクサクできますが、慣れるまではしっかり確認して処理する必要があります。

電話の取次ぎミス

これは銀行以外でもよくあるミスと思います。

  • 担当者につないだつもりが、他の人につないでしまった
  • 名前を聞くのを忘れた
  • 折電を伝えるのを忘れた

過去、私は忙しさにかまけてメモするのを忘れてしまい、用件をすっぽかしたことがあります。1年目だからと多めに見てくれましたが、これが重要な用件だったらどうなっていたでしょう・・。想像もしたくありません。。

忙しくても落ち着いてこなしましょう。みんなが忙しそうにしていても、落ち着いて仕事したら良いです。逆に忙しさをアピールする人に限って仕事できない人です。

集金した際の現金過不足

銀行から遠いお客様や、集金として自宅を訪れることがあります。
そこで預かったお金はその場で確認しないとアウト。銀行でよく言われる「現金その場限り」です。

銀行に戻ってから再度確認してもそれは無効。100万円預かったのに99万円しかなくても、それはお客さんの責任ではなく、あなたの責任です。

現金を受け取った場から離れると、どんな言い訳も通用しません。絶対に頂いたお金がちゃんと合っているか確認しましょう。主に営業さんがやらかすミスなので配属になった場合、よくよく気を付けて下さい。

書類ミス

これも銀行以外でよくあるケースです。

  • Aさんの書類に、Bさんの書類が紛れていた
  • 他人の住所に送付してしまった
  • 不備を見落として、二重の手間になった

普通に考えたらありえないこと。ですが、こんなミスが本当にあるのです。

別の住所に他人の書類を送付するのは、これは個人情報漏洩。残高照会や定期預金の証書などをお送りしていた場合、口座を他人に見られたようなものなので重大なミス、落ち度になります。

銀行は二重・三重チェックをかけているので、このような事案はほとんどないですが、それでも起こります。

本人確認の確認ミス

これは最悪なケースです。

実際にあったこと事案↓
同支店の先輩から、Aさんの口座残高を知りたいからと連絡。当時電話に出たのは新人くん。先輩から連絡があったとのことで、そのままAさんの口座残高を伝える。しかし、帰ってきた先輩からそのような電話はしていないとのこと。後日、先輩になりすました銀行員以外の人間だったことがわかった。

いわゆる、なりますしです。

注意点は3つ

  • 一旦切り、こちらから折り返し連絡する
  • 支店に勤めている人の名前は覚えておくこと
  • 電話につないだまま、すぐに回答しない

つないだまま回答するのではなく、一旦切ってから折り返しでかけることが鉄則。すぐに回答をしてはいけません。折り返しすると、なりすましの相手は絶対に電話番号を教えないので、ここで防ぐことができます。

他の業界は知りませんが、個人情報系の話は必ず折り返し。これが鉄則。銀行でもこんなことがあるのです。なので、ノーミスで10年勤めている人なんて絶対にいません。もしいたら、その人は人間じゃありませんから。笑

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【どんどん失敗しろ】やらかしてもクビにはならない


そもそもなぜ、銀行はこんなに失敗にうるさいのか?下記の通り

  • 信用につながる
  • 小さなミスが大きな問題へと発展する
  • お金が絡んでいる

中心はお金。ここです。お金が絡んでいるからうるさいのです。

100万円預けたのに、99万円しかないって言われたら普通に怒りますよね。たった1万円の誤差でも、その1万円は貴重なお金。粗末な扱いなど絶対にできないのです。

1円あわないだけで残業決定は当たり前。誤差0円が当たり前なのです。徹底してお金と向き合い、お金を厳重に管理するのが銀行の仕事です。

それでも失敗は必要。人は学んで理解する

新人時代にたくさん失敗しましょう。

人は失敗しないと学べません。重要で大切な仕事なんだとわかるためには失敗が必要です。そりゃミスなしで仕事ができればいいですが、経験しなければ見えてこないものがあります。

  • オペミス
  • 取次ぎミス
  • 資料作成ミス

ここらへんはミスしても問題なし。語弊がありますが、ミスしても仕方ない部分。私も何回もミスしました。

クビになるのは銀行に大きな損害を与える、または不正や横領レベルです。故意にしなければ、クビになることはありません。上司や先輩からこっぴどく怒られるかも知れませんが、最悪の事態はないのでご安心ください。

私はやらかした失敗

  • 定期預金の継続更新なのに解約手続きをした
  • コピーを頼まれたがホッチキスがついていることに気付かず、スタートボタン押して大切な書類をグシャグシャにした
  • 両替機のお金を回収しているとき、機械の奥底にお金を落とした
    →さらに次の日まで両替機使えず、最悪の展開

いや~苦い思い出です。他も多々やらかしています。笑

好きでミスをしているつもりはありません。ただ、経験不足、確認ミス、どこか抜けていただけ。ミスは仕方ありませんが、落ち込むだけでなく、次からは必ずミスをしないように対策を練ればいいのです。

ミスを防ぐ対策法

同じことを繰り返さない防止法は下記の通り

  • メモをする
  • 確認リストを作って、手元に置いておく
  • しっかり休んでよく寝ること

常にメモを手元に置き、作業しながら間違いがないかチェック。あとはよく寝ること。睡眠不足は注意散漫するので、万全な体調で仕事をするのが大切です。

【銀行の基本】迷ったら進まず、止まって相談

わからないまま突き進んではいけません。忙しくても一旦止まりましょう。

話しかけづらいな・・・と思っても、話かけて良いのです。そのまま突き進んで取り返しのつかないことになるよりマシ。ある程度のミスは許せても、大事になる前に聞いてほしいと上司は思っています。

  • 教えてもらうときは必ずメモ
  • 少しでも不安がある場合は、立ち止まる
  • 疲れたときはたっぷり睡眠をとり、体調を万全にする

銀行はミスにうるさく、厳しい職場。そんな環境には慌てず無理に仕事を進ませない。一旦、立ち止まり解決法を教えてもらいましょう。

その解決法をメモし、脳に浸透するまで覚え込む。これだけでミスはだいぶ減ります。銀行の仕事は重みを理解し、1つずつ仕事を覚えていけば大丈夫。ちょっとずつ自信をつけていきましょう( • ̀ω•́ )

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