Written by moguko

【銀行で雑用ばかり。もう辞めたい】しかしそれは勝ち組ですよ。その理由を解説します。

銀行

こんにちは、mogukoです。

  • 銀行の仕事をしたいのに雑用ばかり
  • 簡単すぎる仕事で退屈
  • やりがいもなく、もう辞めたい

せっかく銀行に入行したのに雑用ばかりだったら、一度はそう思うはずです。だって特殊な銀行業務は銀行でしか出来ません。正社員として入ったのに、不満がでてきますよね。

でも見方を変えれば、これは勝ち組になります。出世することが偉い。課長や支店長になることが偉いとは限りません。雑用もちゃんとした仕事です。特に仕事の中でも雑用は絶対外せない仕事ですよ。

今回は、銀行の雑用はある意味勝ち組だと言う理由を解説したいと思います。

本記事の内容

  • 銀行の雑用は勝ち組。給料は減りません。
  • 【開き直れば良い】雑用ばかりの仕事でもクビになることはない。
  • まとめ

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銀行の雑用は勝ち組。給料は減りません。


まず雑用の仕事ってこんな感じだと思います。

  • 郵便物の仕分け
  • 書類のコピー
  • 書類の整理
  • データ作成
  • 客人の案内とお茶出し

優先順位をつけたら後回しにしたい仕事ですよね。(客人の案内は除きます)今かかっている仕事で手一杯のとき、誰かにやってもらったら助かることばかり。しかし、この雑用をあまり好んでやりたがらない人もいます。

雑用を一切したくない人の理由

雑用をやりたくないと思っている人はこう考えています。

  • 細々した仕事は苦手
  • カッコ悪いと思っている
  • 人より下に見られている
  • もっと大きな仕事をやりたい
  • 自分にはこんな仕事はふさわしくないと思っている

興味のある仕事しかしたくない。仕事がない暇な人間だと思われたくない気持ちがあるかも知れません。

わからなくもないですが、雑用を積極的にしてくれる人ってとてもありがたい存在です。気が利く人でもあり、誰もやりたがらない仕事を率先してやってくれるのです。本当は感謝すべき存在だと思います。

しかし、雑用したくない人はそう思いません。どちらかと言うと雑用の仕事をバカにしている感じです。そう言う人に限って仕事ができないので非常に厄介な存在になります。

雑用をバカにしてはいけない

雑用は、仕事を成功させるための重要な土台です。

  • 誤字脱字がないか、資料を事前に確認
  • 人数分必要な資料部数の確認
  • 電話の取次ぎ
  • 送付物の仕分け
  • 事務用品の在庫、補充確認
  • 大量のデータ作成の処理

どれも外せない仕事内容です。事務用品は消耗品なので、発注かけて補充しないと困りますよね。

資料の見直しをしてくれる人がいなければ、誤字脱字のままになりますし、送付物の仕分けもしてくれる人がいなければ、担当者に届かないどころか書類の紛失にもつながります。

誰でもできる仕事ですが、誰かがやらないと大切な仕事まで停滞してしまいます。簡単で流れ作業のようにサクっとできる仕事であっても、実は適当に処理してはいけない重要な作業の1つだと思います。

雑用をこなせる人は勝ち組だと思う

個人的に私は雑用大好きです。理由は下記のとおり

  • プレッシャー、責任感の重みがない
  • 人から「助かった」と感謝されやすい
  • 猫の手も借りたいポジションが精神的にラク
  • 出世したくない人には向いている

雑用の仕事は終わりがありません。今日やっても明日は明日の雑用が待っています。しかし、精神的に重い仕事ではないので、サクッとこなしやすいです。

それが苦ではない人はある意味勝ち組です。雑用は削減されても完全にはなくなりません。そして、もう一つ大きなメリットとしたら、雑用ばかりしていても給料は減らないことです。

銀行は年功序列制で給料が上がっていきます。(大体40歳あたりで頭打ち)給料アップはありませんが下がることはありません。最低限、銀行からボーナス込みの給料はいただけます。

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【開き直れば良い】雑用ばかりの仕事でもクビになることはない。


同期と比べるとしましょう。スタート地点は一緒。給料ももちろん一緒。プレッシャーのかかる大きな仕事をしている人、雑用中心に仕事をしている人、どちらも給料はしっかりでます。

もちろんその先は差が出てくると思いますが、辞めない限り最低限の給料は保証されます。夏季休暇や待遇面の変更はありませんし、雑用中心の仕事をした方が精神的にラク。長く勤めることが可能になります。

なので、雑用ばかり押し付けて、大きな仕事をくれない上司とかはある意味ラッキーですよ。周りはプレッシャーと闘いながら仕事していても、こちらはそこまで精神を削って仕事をする必要はありません。健康を維持できます。

ただしデメリットもあります。

  • 成長する機会を失う
  • 同じことの繰り返し
  • 出世はムリ

同期の中で出世した人と比べたら、給料の差は広がっていくでしょう。それだけ大きな仕事、責任のある重い仕事を任されるので、それなりの年収は加算されます。ただし、お金をたくさんもらっても、その人がどこまで銀行を勤められるか・・・その人次第です。

銀行は厳しく離職率の高い世界です。なので生き残っていける人材が少なく、それを乗り越えた人のみ、大きな年収を得ることができます。

メリットと感じなければしんどい

雑用が好きとわかっていても、その気持ちが揺らぐことがあります。

  • 人と比較される
  • 給料面で差がつく
  • 役職あるなしで対応が変わってくる

主に比較ですね。「Aさんは出世したのに、あの人はまだ平社員なんだ・・・」と陰で噂される可能性はあります。まぁ気にしなかったら良いだけの話ですが・・。

言葉を選ばずに言うと、会社はあなたに期待をしていないと言うことです。将来うちの会社を任せられる戦力として既に見ていない、戦力外通告されているような感じ。しかし、無理に解雇はできないので。いつか自己都合退職しないかな~と待っているのが本音だと思います。

しかし、そんな社員はたくさんいます。役職に就いているのに仕事ができずに威張っているだけの社員って普通にいませんか?ああいう人達も本当は辞めてくれないかなぁ~とトップの人間は思っているはずです。

周りから見下されているとわかっていてもそんなに気にしないと言う人は、雑用の仕事は大いにメリットがあります。同期がどんなに出世して給料に差が出ても、それがわかるのは4〜5年先です。それまで野心をもった同期が銀行に勤めているかはわかりません。

ムリに出世して精神を病むより、淡々と雑用をこなす方が、精神的にも肉体的にも実は有利な面があります。

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まとめ


最後にまとめます。

  • 雑用はかかせない仕事であり、なくなることはない
  • 雑用をやりたがらない人は損をしている
  • 離職率の高い銀行で生き残れる確率が高くなる
  • 雑用の仕事は、精神的・肉体的負担が軽い
  • 出世はできないが、高水準の給料はもらえる
  • 出世に興味のない人は雑用の仕事にメリットあり

出世はしにくいと言いましたが、人からは好かれる要素はあります。

まぁそうだと思います。人がやりたがらないこと、雑用をバカにしている仕事を積極的にやっているのです。毎日やっていたら上司も周りもわかっているはず。いつも頑張っていることを認められ、もしかしたら出世できるチャンスがあるかも知れません。

もちろん、中にはそんな仕事をやってて面白くないと感じている人もいるでしょう。確かにやりたい仕事があるのに違う仕事をしているのは苦痛の面もあります。ですが、こだわりがなければ、自分のペースで工夫ができる雑用はあなたにとって天職です。

遅刻なく出勤して、定時に帰り給料をもらう。銀行なら高水準の給料を頂けるので、ある意味勝ち組になれます。

周りがどんどん出世しても関係ありません。途中で辞めるかも知れませんし、人は人、自分は自分です。雑用をマスターした人から銀行に生き残っていける道が開けます。

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