Written by moguko

【転勤なら辞めます】辞めることは可能。労働者の権利です。【悲報・・・転勤を拒否することは不可能】

女子の働き方

こんにちは、mogukoです。

大手企業に勤めている方には、必ず転勤があります。

  • 全国転勤
  • 地方限定転勤
  • 海外転勤

転勤があることを理解した上で就職したけど、急に他県に飛ばされたり、1から新しい業務の部署に飛ばされたりすると、正直・・・困惑しますよね。

「転勤があるのは聞いていたけど、やっぱり無理。転勤なら辞めます」と言った瞬間、会社は辞めさせてくれるだろうか?

答えは、Yes。辞めることは可能です。実際、うちの会社もあっさり退職していました。

本記事の内容

  • 【転勤なら辞めます】会社はあっさり承諾。退職は可能です。
  • 【転勤なら辞めます】転勤は、人生の分かれ道だと思う

スポンサーリンク

【転勤なら辞めます】会社はあっさり承諾。退職は可能です。


労働者には「退職の自由」があります。

  • 期間の定めのない雇用の場合(民法第627条第1項)
  • 退職の意思表示から2週間が経過すると雇用関係が終了(退職)する

  • 期間の定めのある雇用の場合(民法第628条)
  •  労働者からの解約(退職)の申入れについては「やむを得ない事由があるとき」に制限。この場合、退職の理由が「やむを得ない事由」に該当すると判断されるかどうかは個々の事例による

  • 明示された労働条件と異なった場合(労基法第15条)
  •  労働条件が事実と異なる場合には、労働者は労働契約を即時解除可能。就業のために転居した労働者が、解除の日から14日以内に帰郷する場合、帰郷のための旅費を使用者は負担しなければならない。

色々書いていますが、とりあえず退職は可能です。

参考元↓

転勤が決まった瞬間、翌月に退職

現在、私が勤めている大手保険会社も、全国転勤あり。毎年、他県から来られる人、他県に行く人、色んな人が配属されます。

基本、男性が全国転勤対象者ですが、女性も転勤が少数あります。この間は、大阪から福岡に転勤になった女性がいらっしゃいました。その方は独身、バリバリのキャリアウーマンとして頑張っています。

しかし、それに従わない人もいます。転勤が決まった瞬間、退職を申し出て、翌月に退職者リストに公表されていました。

  • 営業所に行くのが嫌で退職
  • 地元から離れたくなくて退職
  • 新しい業務、部署に行くのが嫌で退職

事情はさまざま。わかっていてもいざ転勤となったら、退職する人は少なくありません。

私の会社を例にすると、1ヶ月前に異動リスト公表。4月に転勤なら、3月に公表されます。1ヶ月の間に受け入れるか、退職するか、ここで判断することができます。

転勤を拒否することはできない

転勤したくないけど、辞めたくもない。残念ながら転勤を拒否することはできません。

  • 就活で応募要項に書いていたはず
  • 就業規則にも書いている
  • それを理解して就職したなら文句は言えない

・・・・と会社側は思っているはずです。そうですよね。確かに「総合職(転勤あり)」と書いていたら、拒否は難しいです。

ただし女性の場合、お子さんがいる状況で遠方に転勤することはありません。そこは考慮しています。県外に飛ばされるのは主に男性。女性は希望がない限り、そんな遠くに飛ばされることはないと・・・思います。

人望が厚く、とても仕事ができる女性課長さんがいらっしゃったのですが、新しい部署に異動が決まった瞬間、配属することなく退職されました。拒否反応がとても強かったみたいです。。

あっ、処罰対象になるんじゃないかと心配している方、それはありません。自己都合で辞めますし、これは労働者の権利です。転勤先は人手不足になりますが、どこかで補強するでしょう。まともな会社ならそんなことはしないと・・・思います。

スポンサーリンク

【転勤なら辞めます】転勤は、人生の分かれ道だと思う


転勤を理由に積み上げてきたキャリアを捨てて、あっさり辞める人がいる現状。転勤は人生を左右する大きなイベントです。

良い会社は有給を全消化してから退職できる

有給がたくさん残っている人は、全消化してから退職していました。長く勤めるほど、有給日数は多くなりますからね。

  • 有給消化の間に転職活動
  • ブラックじゃなければ退職金も受け取れる

有給消化の間に転職先を見つけたら、経歴にキズがつかないのでスムーズに就職先が決まります。転勤を拒否したら、すぐに転職活動開始ですね。

ブラックじゃなければ、退職金も必ず出ます。大手企業は多分大丈夫なはず。微々たる金額ですが、生活の足しになるのでありがたく受け取りましょう。

転勤拒否を機に転職先は慎重になろう

転勤あるのはわかっていたけど、いざとなったら辞めたいくらい拒否反応がでた方、次の転職先はよくよく考えましょう。

  • 転勤なし
  • 地元内の範囲
  • 地方県内の範囲

自分がどこまでなら妥協できるかに焦点を当てる。地域総合職や一般職あたりが狙い目です。

最初は転勤ありを容認してても、家庭の諸事情でどうしても転勤が不可能になることがあります。または仕事が予想以上に大変で、転勤の余裕がないなど、人生色々あります。無理なら転職して、自分の居場所を固定するのが一番ですよ。

人には優先順位があります。あなたにとって一番優先すべきことは何ですか?今の職場よりも住んでいる場所なら、それを選ぶことは自然なこと。辞めるのは残念でも、自分の気持ちにウソをつかないでください。

転勤を拒否して周りに何か言われても、自分で決めたことに間違いはありませんよ(๑•̀ω•́)ノ

関連記事