Written by moguko

【銀行はいつも待たされる】銀行はお客様よりも信用をとる【裏切られたら終わり】

銀行

こんにちは、mogukoです。

  • 銀行に用事があると必ず待たされる
  • 口座を作っただけなのに、なんであんなに待たせるの?
  • 窓ロカウンターは一体何してるの?
  • お客さんを待たすことは普通なの?
  • 本当に仕事してる?ヤル気あるの?

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 【待たされる理由とは?】銀行は信用・信頼を失ったら終わり
  • 【0000が原因】銀行員が一番恐れていること
  • 【スピードが勝負ではない】銀行は時間よりも信用をとる

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【待たされる理由とは?】銀行は信用・信頼を失ったら終わり


皆さん、自分のお金はどこに保管していますか?99%が銀行に置いているはず。はい、私もそうです。

そのお金が突然引き出せなくなったり、300万あった残高が0円になったらどうしますか?困惑、怒り、発狂して銀行に駆け込むと思います。殴り込みですよね。

お金は生活に欠かせず、生きていく上で必要なアイテム。銀行はそのお金を管理しているのです。

信用を守るために銀行がある

お金=信用、信用=銀行です。小売や保険や製造業もそうですが、その信用とはまた違うものを銀行は背負っています。

  • 人よりもお金
  • お金よりも信用
  • 信用より上はなし

ちょっと極端ですが、これくらいの気持ちでやっています。国内に1,415行の銀行がありますが、みんな信用が命。信用を守るために日々、皆さんを待たしているのです。

大きな声で言えることではありませんが、「安くて速い」みたいな商売で銀行はやっていません。そこはご了承ください。゚(゚´ω`゚)゚。

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【0000が原因】銀行員が一番恐れていること


銀行員が最も恐れていること、それは事務ミスです。

  • 残高ミス
  • 書類漏れ
  • 誤発送など

どれも全て大事。特に残高ミスなんて最悪レベル。1円あわないと帰れないのはそれが理由です。

お金を管理している側が、「1円足りません。すいません」で通りませんよね。いや、それで許してくれるお客さんなんていないはず。もし許してくれたとしても、これが10万単位ならどうなりますか?絶対に許さないと思います。

どんなに探しても本当にあわなかったら、始末書を書かされます。いや、あわないってことは本当はあり得ないですよ・・・。

信用を失ったら銀行は潰れる

信用を失ったらどうなるか?下記の通り

  • お金を他銀行にうつす人が出てくる
  • 銀行を利用しなくなる
  • 預金が減ったら、融資、資産運用ができなくなる

利用者がいなくなったら、もう倒産です。

銀行は皆さんのお金を管理する代わりに、運用、融資に回しています。そのお金が減ると回すお金がありません。結果、銀行が稼いでいる利息が稼げなくなります。

まぁ失態なんてよくやってるじゃんて言われたら終わりですが、銀行とっては最悪の事態。どんなに気を付けても事務ミスは発生していますが、その分始末書や減給などペナルティはしっかりつきます。

最小のミスに抑えられるよう、銀行員は必至に頑張っているのです。

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【スピードが勝負ではない】銀行は時間よりも信用をとる


ペナルティを受けないためにも、銀行員はお客様よりも信頼して頂けるための信用をとります。

  • 遅いと言われても信用
  • しつこいと言われても信用
  • 怒鳴られても信用

印鑑はこちらで押す、お金はあとで確認する、そんなユルいことは絶対しません。早く処理してくれても、それは信用につながらないからです。

「正確に事務処理」簡単なようで難しい

わかりやすく言うと、下記の通り

  • 取消は基本やってはいけない
  • 「現金その場限り」→この言葉の重みを理解
  • 1人でも手を抜いたらアウト

基本的に事務処理は複数の人が関わり、処理していきます。

主に待たされる案件

大体ここらへんは待たされます。

  • ロ座開設
  • 投資信託
  • 相続案件

書類枚数と確認が多い案件は時間がかかります。その理由は下記の通り

  • 本人確認書類のチェック
  • 誤字脱字のチェック
  • 不備、記入漏れがないかチェック
  • その他、本部や事務センターに連携など・・・

役席や上司が必要な場合はさらに時間が必要。色んな人に手に渡って、処理していきます。

そんなに確認が必要なのかって思っちゃいますが、これが銀行。最近は、ネットで口座開設など手間が省けるようになりましたが、それでも来店者は減りません。すぐに通帳が欲しい方は支店に行きますからね。

銀行側は頑張って迅速な処理を心掛けています

銀行はワザとお客様を待たせていません。チェックする項目、複数人の確認、全てをクリアしてからでないと処理が終わらないのです。ここはわかってください。笑

  • 名前が1文字違ってた
  • 漢字が旧字体だった
  • 印鑑が薄すぎて登録不可だった

1つでも当てはまったらアウト。誰でもわかりやすい証明書を発行しないと合格ではないのです。

実際にこんなケースがあり

お客様の書いた数字が「0」じゃなく「6」に見えたことがあり、書き直しをお願い。それに対しお客様は激怒。当時は伝票ごと書き直しだったので、八つ当たりされながら対応・・・。いや〜キツかったです。

これはもう慣れてくれとしか言いようがありません。銀行はそういう所。適当が通る所ではないのです。しつこいと言われても対応。信用のある誠意な対応が銀行員の役割なのです。貴重な休み、時間を銀行に奪われるのがイヤと言う方、どうか広い御心で見守ってください。

そしてこれから銀行員を目指す方、迅速な処理をしつつ、確認すべきところはきっちりチェック。慌てなくてもいいので、信用のある銀行員としての務めを遂行していきましょう(ง๑ •̀_•́)ง

以上、銀行員経験者からのアドバイスでした。

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