Written by moguko

【難しいのは当たり前】銀行の仕事内容、向いている人を解説【近道はない。わかるまで勉強しよう】

就活 銀行

こんにちは、mogukoです。

銀行の仕事は奥が深く、そして難しいです。

  • 金融知識を頭に叩き込まないといけない
  • 数字の間違いは絶対許されない
  • 集中して取り組まないとミスにつながる

大変な理由は難しいも含まれます。金融関係の法律もコロコロ変わるのでその度に対応、あとは勉強の両立も必須です。

しかし、今銀行員として働いている方達はそれを普通にこなしているので、慣れれば大丈夫じゃないかと・・・。現役だった私も普通にこなしていました。

今回は銀行の仕事の大変さ、難しさなど、経験を元にリアルに解説したいと思います。ご参考下さい。

本記事の内容

  • 【リアルに大変】銀行員の仕事内容5つ
  • 【対処法あり】銀行員に向いている人3つ
  • 【まとめ】銀行員の仕事は難しい。コツと勉学で乗り切れ

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【リアルに大変】銀行員の仕事内容5つ


銀行員の代表的とされる仕事内容は下記の通り

  • 細かく複雑な事務処理
  • ノルマや競争はなくならない
  • 資格取得の勉強
  • 異動や飲み会、付き合いが多い
  • お客さんの質問・要望がプレッシャー

解説していきます。

細かく複雑な事務処理

例えばこんな感じ

  • コンビニ:商品をレジに提示。お金を払って商品を受け取る
  • 銀行:お金を引き出す(窓口の場合)。印鑑証明、伝票の不備、現金を渡す(金額が大きい場合は役席印が必要)

比較するにムリがあったかも知れませんが、目的のモノを受け取るまでに色んな手順があります。

1人で処理せず、複数人が関わって業務を行うのが銀行の特徴。不正やミスを防ぐ理由もあります。ただ手順が多すぎてそれが複雑化になっていることもあり。覚えることも多く、集中も必要です。

複数人関わると言うことは、数字の書き方も要注意。人によって「6」か「0」か見え方もそれぞれ。誰にでもわかりやすい数字で書かないと指摘されることもあります。上司はうるさいですよ。笑

ノルマや競争はなくならない

銀行の儲ける手段は、手数料です。

  • 金融商品の手数料
  • 融資の利息返済
  • 振込手数料など

車や家電ではないのでピンときませんが、こんな小さなところから稼いでいます。

ぶっちゃけ言うと、どこの業界も競争はあります。銀行だけじゃないです。ただ銀行は車や家電などのわかりやすい商品ではないので、わかりやすく説明するのに勉強がかなり必要かな?と個人的に感じています。

銀行は手数料しか儲けるところがないので、僅かな稼ぎ場所を多数の銀行が取り合っている感じ。ゆっくりしていたら潰れるかも知れませんからね。みんな必死なのです。

資格取得の勉強

ここでは他記事で解説していますので、細かい点は割愛します。銀行は仕事と勉強、両立が当たり前です。

「仕事は覚えるけど、プラス勉強なんてムリ」な方は銀行に向いていません。一応仕事に関係する資格なので、無意味と言うことはないですが、銀行に勤めたら勉強から逃れることができません。

詳しくは、【銀行員の一年目はとにかく勉強】合格が必須であり、プレッシャーと闘うことが仕事です(でも私は落ちました)をご覧ください。

異動や飲み会、付き合いが多い

昭和ノリみたいな風習を受け継いでいるのが、銀行の特徴です。

他の業界は知りませんが、ここまで付き合いの多い業界を私は知りません。異動は不正防止などの対策が多く、飲み会、付き合いは交流を深めて仕事に邁進していこうなどの理由があります。

まるで体育会系ですよね。このノリについていけない人はなかなか厳しいです。銀行は頭を使うと同時に体力も使うので、なかなか甘い世界ではありません。

お客さんの質問・要望がプレッシャー

銀行を利用するお客さんは、銀行員は「お金のプロ」と思っています。いや、私も学生の頃はそう思っていましたよ。

だってお金を扱っているんですもの。あと資産運用の相談ブースも用意されているので、そりゃ何でも知っているんでしょ?て思いますよね。確かに間違いではないですけど、日銀のトップ総裁のようにホンモノの金融のプロじゃないですよ。笑

日々勉強はしていますが「今後、日銀が金融緩和を続けたら、日経平均株価は上がりますか?」など鋭い質問をされると困ることがあります。いや、こちらもどうなるかわかりません。笑

景気や金利など経済的要因や政治動向、国際情勢によってコロコロ変わるので、金融のプロでも予測の答えのみ。銀行員はお金のことなら何でも知っていると思われているので、やはり勉強は欠かせません。

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【対処法あり】銀行員に向いている人3つ


銀行員に向いている人は下記の3つ

  • 正確で几帳面な人
  • 簡単にへこたれない人
  • 学ぶこと、勉学が好きな人

解説していきます。

正確で几帳面な人

普段の生活できっちりしている人は向いています

  • 細かいところまで気になる
  • スケジュール管理が得意
  • 手順に沿って処理することが好き

銀行は迅速で正確な処理が求められる業務が基本。その基本が得意な人は銀行業務は苦にならないでしょう。

もちろん難しい業務もありますが、それは覚えたらできること。普段からきっちりしている性格ならそれが当たり前なので、プレッシャーを跳ね除けてスイスイこなしていけるでしょう。

簡単にへこたれない人

銀行は、人にも仕事にも厳しいです。ちょっと怒られて凹んでいたら銀行員は勤まりません。

間違えてはいけないプレッシャーはなかなかキツイですが、それでも間違えることはあります。その時は開き直ればいいのです。簡単に言ってしまいますが、もうこれしかありません。

怒った側も他の仕事でプレッシャーがかかっているので、明日になったらもう怒ったことを忘れています。なので、こちらもそんなに気にせず、気持ちを切り替えて仕事することが大切です。

学ぶこと、勉学が好きな人

金融知識は幅広く複雑です。簡単に覚えてマスターできるような甘い世界ではありません。

例えばトレーダーの仕事をしている人は、預かっている私たちのお金を株や債券に回して増やそうとしています。しかし、9割に人が負けると言われる世界。毎回勝ってお金が増えることはほぼ不可能。熟練のトレーダーも少なからず損をしています。

経済は生き物と同じ。生き物を相手にするにはこちらも対策法=勉強が必要です。常に学ぶ姿勢を忘れず、最新情報を頭に入れて仕事をするのが銀行員としての務めですよ。

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【まとめ】銀行員の仕事は難しい。コツと勉学で乗り切れ


銀行員の仕事が難しいと感じるのは、勉強してもキリがない高度な金融知識があるからでしょう。あとは、責任の重さもあります。

仕事の重さは他業界と全然違う

こんなことを書くと銀行員を持ち上げすぎだろと思われますが、経験者としてこれは紛れもない事実です。

  • 机上に書類1枚をほったらかしていたら叱責
  • 印鑑を押したとき、少しでも傾いていたらアウト
  • 完璧主義に近い仕事を求められる

聞いているだけで、ムリ~と思った方は正直しんどいでしょう。私は1年目からこんな環境だったので、ここからスタートでした。なので、当たり前にやってきた感覚です。

【コツはシンプル】難しいならわかるまで勉強する

難しいと感じるのは、わからないが原因。ならば、わかるまで勉強、経験を積めばいいのです。

1つの仕事を覚えても、次から次へと色んな仕事がやってきます。やり直しが効かないプレッシャーもあり、途中からそれに対応できず、難しいと感じてしまうのです。

一応やり直しはできますよ。取り消しオペ、書損の手続きをしたら大丈夫。ただその処理がめんどい、評価に影響してくるので、失敗できないプレッシャーがあるのは変わりません。

私もたくさん失敗してきました。おかげで取り消しオペ、書損処理はスイスイこなせるようにました(笑)もうここまできたら、他人の目なんてどうでもいいです。銀行の仕事は難しいと言われても必死にやれば、ぶっちゃけ誰でもできます。

勉学に励み、失敗しても凹まない。とにかくがむしゃらに1つ1つ覚えていく。自転車の乗り方と一緒で、時間と練習を積めばわかるようになります。

「銀行の仕事は難しい」それは最初だけ。勉強と繰り返しこなしていけば、あなたは成長していきます。100%理解できるまで、銀行の仕事にくらいついていきましょう(ง๑ •̀_•́)ง

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