【元銀行員が書く職務経歴書の中身】たった1件獲得の努力があなたのアピール材料になる→そこを書け
こんにちは、mogukoです。
転職活動の必要項目、それは職務経歴書。言わば、あなたをアピールするための用紙であり、採用担当者が「おぉっ!良い人材かも」と思わせたら、ほぼ高確率で1次選考は突破できます。
しかし、こんな意見もあるでしょう。
- 実績なんてない
- 窓ロテラーしかやっていない
- 1年くらいしか勤めていない
- 何をアピールしたら良いのかわからない
- 書くことがない
いえいえ、そんなことありません。まず、自信をもってください。元銀行員と言うだけで評価は高め。そこを利用したら良いのです。
ですが、何もせずただ勤めていただけではありません。やってきたことはたくさんあります。今回は、元銀行員は転職に本当有利なのか?元銀行員にしか書けない職務経歴書は何か?解説していきます。
本記事の内容
- 元銀行員しか書けない職務経歴書とは?
- 【小さなことでもOK】銀行で経験したことをとにかく書け
- 【謙遜しなくて良い】自分を優秀な人材と思い込む
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元銀行員しか書けない職務経歴書とは?
当たり前ですが、銀行で経験してきたことは銀行員にしかわかりません。一番アピールできるところは、やはり数字です。
- 3,000万の融資案件を獲得
- 1ヶ月で投資信託10件を獲得
- ロープレで、300人の窓ロテラーの中から1位を獲得
こんな感じ。数字をつけるとリアルにわかりやすく、採用者側もどんな実績を残してきたのか理解できます。
銀行は主に数字の世界。実績を残してきたものはどんどんアピールしましょう。別に1位じゃなくてもOK。2位でも良いです。
テンプレは転職サイトからパクれば良い
職務経歴書テンプレート(Word・Excel)のダウンロードと選び方
職務経歴書のテンプレート・フォーマット(Word・Excel形式)をダウンロードできるページです。文例が記入された【職種・ステージ別の133種類】のサンプルテンプレートと、汎用的でアレンジしやすい【形式別】のテンプレートを用意しています。表作成や書式設定不要で職務経歴書を作成できるので、ぜひご利用ください。
形だけサクッと整え、中身から整えるべし。もし、使いにくい場合は、「職務経歴書 テンプレ」で検索すれば、たくさん出てきます。
パッと見て、見やすい書類を作ることが先決です。
元銀行員の強みをアピールする
強みは下記の通り
- 優秀な人材
- お金の扱いをよく知っている
- 丁寧に仕事をこなしてくれる
- 細かい作業を継続するカ
- ストレスに強い
- 軽率な判断をしない強度なリスク管理
ここで銀行を経験した人、そうでない人との差別化を図れます。
上記にあげた6つの詳細は、【仕事ができない訳ないでしょ!!】銀行員で鍛えられた6つの強み。鍛えてなかったら転職はムリです。をご覧ください。
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【小さなことでもOK】銀行で経験したことをとにかく書け
- 顧客獲得1件のみ
- 定期預金、投資信託も1年で3件程度
- 本部配属だったので、実績を残していない
大きな実績を残していないし、アピールネタも持ち合わせていない。それでもOKです。大きな結果を残したことが実績ではありません。
1件獲得した経緯を書けば良い
「1件取るのに必死だった」これを深堀りしましょう。1件獲得するのに何をしましたか?
- 本を読んだ→どんな本?
- たくさんお客さんに断られたけど、めげなかった→何で諦めなかったの?
- 商品をたくさん覚えて、説明を仕方がわかってきた→どんなコツをつかんだの?
こんな感じ。例文にするとこうなります。
私は毎日3時間勉強して、約30種類の金融商品を2ヶ月でマスター。お客様に合った金融商品の提案とわかりやすい説明を心掛けるため、デール・カーネギーの「人を動かす」を参考にしました。人の心を動かすにはまずは信頼が必要。商品のメリット・デメリットを説明して、安心して購入頂けるようにオリジナル資料を使って、丁寧に説明しました。1件獲得するのに時間はかかりましたが、物事を筋道立てて考える力と努力を怠らずやってきます。この姿勢は、誰よりも勉強してきましたので自信はあります。
こんな感じ。勉学に励み努力家な印象がすごく伝わりませんか?
「たった1件しか獲得していない」とそれで終わらせず、1件を獲得するのに何をしてきたのか?具体的に書けばいいのです。経歴書に書くことは、決して自慢アピールではありません。あなたがどのような人間なのかを知りたいのです。
上記は自己PRになってしまいましたが、経歴なども箇条書きにすればたくさんアピールできますよ。
実績は過去の努力賞
過去で大きな実績を残していても、それはよく頑張った努力賞です。
新卒者も中途社員も、ザックリですが「変化に対応できる柔軟な人材」を欲しがります。毛嫌いせずに積極的に受け入れる姿勢、その為には勉強と努力が必要です。銀行員は最初からそれを持ち合わせているので、ここで一歩リードです。
だから、トクなのです。1年目から仕事と勉強の両立は当たり前。1年目だけでなく、これがずっと続くのです。他業界はこれが当たり前ではありません。もっと自信をもって頂いて良いんですよ。
【何でもいい】銀行でやってきたことを書く
良い成績を残して表彰された、管理職まで昇進した。そんな華やかなエピソードじゃなくても問題ありません。
- 銀行業務検定で資格を3つとった
- 毎日2時間、金融の勉強を1年続けた
- 地域イベントに参加して、清掃を行った
こんな小さなことでもOK。銀行に勤めて、何もせず給料をもらっていた訳ではないのです。
実績を積んだだけでなく、どんな仕事を経験したのか?勉強や苦労があったら、どのように克服したのか?採用側はそこが知りたいのです。努力してる人ってポイント高いですよ。
資格も持っているものは全部書こう
ここは意見が分かれますが、私は全部書く派です。
確かに銀行業務検定の資格を書いても、他業界では全く使い物にはなりません。ですが、取得するために努力した証にはなります。
好きでとった訳じゃなくても、そのために勉強に時間を割いて努力をしたのです。そこでアピールしなかったらどこに見てもらえるんですか(๑•̀ㅂ•́)و✧
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【謙遜しなくて良い】自分を優秀な人材と思い込む
就活、転職活動はオーディションみたいな場所。謙遜はNGです。また、自信をもって活動することが大切です。
- 人見知り
- 覚えるのが苦手
- ネガティブ思考
- 実は協調性がない
- いつもクヨクヨ考えてしまう
こんな欠点は誰でもあります。(むしろあって当然)しかし、これは転職活動では不要。マイナス面があったとしてもそのことばかり考えず、自分の良い所に目を向けましょう。
思い込むことで元銀行員を大いに活かせる
何度も言いますが、転職活動はオーディションです。1人の採用枠を約10人〜100人くらいで争います。
そこで肩書きの出番です。イメージですが、選考で100人中20人まで残れるでしょう。いや、もしかしたら5人まで残れるかも知れません。
一番最初に就職した企業は、転職時にイメージと肩書きが影響します。銀行はそれが有利に働き、長く勤められなかったとしても踏み台できる機会あり。人よりもチャンスが多くありますよ。
元銀行員を好まない企業もあり
残念ながら「そんな人材はいらない」と、元銀行員を拒む企業もあります。
- 優秀な人材はいらない
- マウントとられそうで不安
- 社内の輪を乱されるかも
ちょっとひどい話ですが、銀行員は人を上から目線で見ているイメージが強いみたいです・・・。
ちょっと極端な例ですが、まぁそんな企業があっても気にせず、さっさと次へ行きましょう。あなたを求めている企業はたくさんあります。落ち込んでいるヒマはありませんよ。
まとめ
- 職務経歴書には、数字を入れてアピールすると説得力が強まる
- 元銀行員の強みは他の仕事でも役に立つ
- 実績がなくても良い。銀行でやってきたことを書け
- 勉学に励む姿勢は銀行員だけ。職歴の強みになる
- あなたを必要としている企業はたくさんある。自信を持とう
銀行を1年以内に辞めたり、あまり実績を残していない方、大丈夫です。大きな実績がなくても、人柄も審査対象。仕事だけできても輪を乱す戦力は、どこの企業も雇いません。
職務経歴書はあなたがやってきたことを簡潔にまとめた重要な書類。特にアヒ゜ール要素がなくても、書かないはダメ。小さな成功体験や自分なりに頑張ったことでも良いので、とにかく書きまくりましょう。
元銀行員と言うだけで評価は高め。このアドバンテージを利用して、あなたの希望に合った転職先を見つけて下さい٩(๑•̀ω•́๑)۶
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