Written by moguko

【銀行員になりたい理由は何?】銀行員になりたいなら000は語るな。みんな聞き飽きています。

就活

こんにちは、mogukoです。

銀行員になりたいと目標ができた人、元銀行員としてとても良い決断です。笑

なりたい職業が決まったらあとは行動するだけ。銀行の説明会に行くこと、銀行に好かれるスーツの着用、各銀行の特徴など、調べて勉強することはたくさんあります。でも、好きなことを知って攻略する感じなので、けっこう楽しいと思います。

ただ、なぜ銀行員になりたいのか理由を尋ねられるとすぐに答えられますか?

  • 地域のため
  • 経済の基盤だから
  • 融資で企業を助けたい

よく聞く内容です。でも本当にわかって言っていますか?融資って何?経済の基盤って何?とツッコまれたら私は「??」状態でした。勉強不足もありますが、ただ用語を言うだけでは理由にはなりません。

今回はなぜ銀行員になりたいのか、なぜ銀行員を目指すのか。その理由をどう語れば良いのか。ここは志望動機や面接に出てくる課題だと思うので、私の経験談も含めて解説したいと思います。

本記事の内容

  • 銀行員になりたい理由:キレイゴトを語るな
  • 私が銀行員になりたいと思った理由
  • まとめ

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銀行員になりたい理由:キレイゴトを語るな


まず銀行員になりたいと決めたとき、どんなイメージがありましたか?

  • 飲食店やカフェと違い、敷居の高い所で自分が働いている
  • お金を実際に扱って、お金に詳しい人間になっている
  • 半沢直樹のようにバリバリ働いて、充実した日々を送っている

違っていたらすいません。すごく仕事人間のように働いている感じですよね。

銀行なんて基本めったに行きません。しかし、必ず利用しなければいけない所です。給料頂くためには口座開設しないといけませんし、お金を預ける場所は銀行しかありません。

特に用事もないのに銀行に行ってウロウロしていたら、ガードマンに不審者と疑われます。・・・と言うことはそれだけ敷居の高い所なんだなと無意識に思うはずです。

知れば知るほど、働きやすい環境だと知る

銀行の待遇は大体こんな感じです。

  • 勤務時間:9〜17時
  • 座って作業するデスクワーク
  • 室内で熱くもなく寒くもない適温のオフィスで働ける
  • 1週間以上休める長期休暇あり
  • ボーナス2回あり(給料の約3ヶ月分)
  • 職員限定の定期預金特別利率あり

仕事内容も重視しますが、仕事スタイルも自分にあっているか大事になってきます。パソコンが好き、立ち仕事は苦手、毎年ハワイに行きたいから長期休暇が欲しいと言う方は、銀行がとてもあっていると思います。

またボーナスについてですが、当たり前にもらえるとは思わないで下さい。会社の経営状況が悪ければボーナスカットなんて普通にあります。逆にボーナスがない会社も普通にあります。銀行はその点についてはかなりありがたい会社です。

本音は語るな。されど模範回答も語るな

本音とは何か?下記のとおり

  • 給料よさそう
  • 安定している
  • 休みはきっちりある
  • 周囲に自慢できる

上記の内容が本音でも言ってはダメです。ラクと自尊心の為に受けているのかと印象付けされます。(言う人は誰もいないと思いますが...)

また、よくある模範回答もそのまま語るのもあまり良くないです。

よく使用されている模範回答は下記の通りです。

  • 顧客と強い信頼関係を築きたい
  • 社会貢献活動に力を入れていることに魅力を感じた
  • 地域経済を支えていきたい

いや、悪いとは言いません。ただありきたりすぎて採用担当者は「はいはい」と思っています。

「はいはい」と思われないためにも、そこからさらに回答を作っていくことが必要です。

模範回答からさらに深堀ること

もし上記の回答を使いたいなら、さらに深堀りましょう。

  • 顧客と強い信頼関係を築きたい
    →強い信頼関係って具体的にどんな関係?
  • 社会貢献活動に力を入れていることに魅力を感じた
    →うちの社会貢献活動に何しているか知ってる。どこに惹かれたの?
  • 地域経済を支えていきたい
    →地域経済って何?何を支えていきたいの?

さらに深堀りしていけば、具体的な志望動機につながります。

  • 強い信頼関係なら「社長さんの趣味は釣りで好きで、よく釣り話で盛り上がる」など、プライベートのことまで知っている仲のこと
  • 社会貢献活動なら、清掃ボランティアやイベントのお手伝いをして銀行と地域のつながりがどれだけ深まるか経験してみたいなど
  • 地域経済なら、人口減少や高齢者の増加で医療や福祉施設は充実しているのか?もし足りていないなら、融資で事業をお手伝いできないかなど・・・

志望理由→提案→未来予想につなげると深堀りと同時に、具体的な内容までつなげることができます。ここまでできたら、面接でもサラッとこなせるでしょう。面接官の中には「目的は?ビジョンは?」と深堀りしてしつこく聞いてくる人がたまにいます。

「お客さんの役に立ちたい」「銀行員として社会的使命を果たしたい」などキレイゴトを述べても、相手にあまり響きません。もう少しそこから具体的に述べれるようにしときましょう。

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私が銀行員になりたいと思った理由


一度、過去記事に書きましたが、さらに深堀りするとしたらこんな感じです。

  • 伝票の書き方が細かいのはなぜか?
  • 振込で間違ったとき、やり直しをするのに手数料がかかるのはなぜか?
  • 15時までしか空いていないのはなぜか?

なぜ?なぜ?と無意識に興味があったんだと思います。興味がなければ別に答えを知りたいとまで思いません。

飲食店ならお金の誤差があっても、社員さんのポケットマネーで誤差を0にしていました。しかし銀行はそんなの御法度。印鑑の付き方や伝票の書き直しさせられるほど厳しく、なぜこんなに世界が違うのだろうと感じていました。

世界が違うと言ったら大袈裟かも知れませんが、用紙の書き直しや書類漏れなど、とにかく細かくうるさいのが銀行です。完璧に準備しないとお金を引き出したり、振り込みをすることもできません。

それが知りたい気持ちもありました。銀行員になってみたらそれがわかると思い、志望したのもあります。

銀行員になりたいと思った記事は、【向いてる仕事がわからない]新卒時、私が銀行に決めた理由はコレ。客観的にまとめてみました。にも掲載していますのでご参考下さい。

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まとめ


最後にまとめます。

  • 本音を語れば印象悪し。模範回答はもう飽きている
  • 模範回答からさらに深堀りしてオリジナル回答を作る(持論)
  • 答えを知りたい=興味が湧く。その追求がなりたい理由につながる
  • 自分が銀行員として働いているイメージを想像しながら、深堀りしてみる
  • お客さん側で疑問に感じたことは、志望動機や面接ネタに使える

銀行員になりたいけど、なぜ銀行員になりたいのか?最終的には自分で回答を探すのが理想。しかし、自問してもわからないときは、経験者に聞くことをオススメです。

逆にやっていけないことは、銀行員を経験していない人に聞くことです。

学校の先生でも、銀行員は具体的に何をやっているのかわからないと答える先生が多いです。でも仕方ありません。学校の先生は教師になりたい夢を叶えて、銀行員には全く興味がなかったのです。専門外の人に聞くのはナンセンスですよ。

銀行員になりたい明確な理由は、好奇心からくる理由でも構いません。

  • この仕事をやってみたい
  • この仕事を経験してみたい
  • この仕事じゃないとイヤだ

私もやってみたい、経験してみたい、他の仕事は特に興味ない。てな感じでした。

ただ志望動機や面接対策では好奇心だけでは少し説得力がないので、好奇心からさらに深堀りすることが必要です。

キレイゴトと本音はほどほどに。あなたが考えている銀行員になりたい理由が銀行員に近づく1歩です。自身の本当になりたい理由をどんどん深堀りして探してみましょう。

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