【こんなOB訪問は最悪】そもそもOB訪問は必要ない理由3つ。元銀行員が語ります。
こんにちは、mogukoです。
就活していたら、企業研究をしてどんな会社なのか調べると思います。しかし、希望会社をいくら勉強しても、調べても、掲載されている内容は薄いモノばかり。
正直わからないことってありますよね。そんな時、既に勤務しているOBさん(先輩)にリアルな情報を聞きにいくOB訪問というものがあります。
- OB訪問は本当に必要なのか
- OB訪問行ったら内定もらえやすいのか
- みんなはOB訪問を利用しているのか
こんな疑問にお答えしたいと思います。ちなみに私は、OB訪問せずに銀行に就職できました。
本記事の内容
- 【理由3つ】銀行員のOB訪問は必要ない
- 【OB訪問は基本最悪】それなら別の目的で訪問しよう
- まとめ:OB訪問はムダではないが、経験しないと結局わからない
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【理由3つ】銀行員のOB訪問は必要ない
理由は下記の通りです。
- 選考で有利になることはない
- 浅い会話しかできない(個人情報が絡むので)
- OBの人柄に安全性はない
解説していきます。
選考で有利になることはない
まずありません。OB訪問で来られた職員が人事の方なら話は別ですが、銀行の人事でそんな軽い人は多分いません。
皆さんが忙しく就活をしている頃は、人事の方も準備等でバタバタ。人事課=総務関係の仕事なので遅くまで仕事しており、そんな暇はないと思います。
おカタイ会社は、選考スタイルに抜け道はありません。
浅い会話しかできない(個人情報が絡むので)
浅い会話=ホームページに掲載されているような情報しかわからないと思います。おそらく皆さんが知りたい情報はこんなことでしょう。
- 職場の雰囲気
- どんな人が働いているのか
- 1年目はどんな仕事をするのか
- ぶっちゃけ給料はどのくらいもらえるのか
- 意地悪な人はいないのか
職場の雰囲気なんて「はっきり言って最悪だよ」なんて言うOBさんは多分いません。(もしいたら退職する日が近いかも・・)しかし、そんなこと聞いても「いや、自分が就職したらわからないし」と心の中で反発しませんか?
また「職場の雰囲気やどんな人がいるか?」と言う質問は、毎年人事異動があり、あなたが就職した時点では雰囲気が変わっている可能性があります。確かな情報を得たいと思っても、変化はいつも起こっており、これは経験してみないとわかりません。
銀行良さそうだなぁ~と最初思っても、実際入って撃沈した。。撃沈した理由は経験してからわかること。これと一緒です。
OBの人柄に安全性はない
OBさんはみんな優しくて、良い人なんて思ってはいけません。実際、事件も発生しています。
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同じ大学出身の先輩であったとしても、大学って1学年に約1,000人、マンモス大学でしたら4,000人くらいの学生がいますよね。その人達とみんな知り合いですか?
「何でも言うこと聞いたら、内定もらえるかも知れない」と思ってる方は、頭の上に花が咲いている大バカモノです。(ここははっきりと言わせて頂きます。)
どんなに希望会社から内定が欲しくても、自分を犠牲にするくらいなら、もう就活をやめて下さい。そうすれば、「何であんなに固執してたんだろう」と目を覚ますはずです。
利用する際は、下記の点に気をつけた方が良いです↓
- 訪問したとしても、嫌なことは断る(絶対に)
- 異性ではなく、同性を選ぶ
細心の注意を払って利用しましょう。メールのみにするとか、聞きたいことを厳選して利用するようにしましょう。>>OB訪問を考えているはコチラ
変なOBさんに当たってしまい、険悪なムードになってしまっても選考にはなんの影響もありません。ただ、その企業の選考を受けるのが気まずくなってしまうと思いますが、その企業とご縁がなかったものと受け止めましょう。
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【OB訪問は基本最悪】それなら別の目的で訪問しよう
向こうも一職員として働いてしますので、下手に話してしまうと情報漏洩になります。そしたらアテにならないですよね。
なので、別の目的で聞いてみましょう。
- 面接や志望動機のネタにする
- ESシートの添削
- どのような人ではなく、どのような人材が働いているか
- 希望業種と自分の相性を見極める
- 社会人とのコミュニケーションの練習
志望動機のネタには使えそうですね。「実際働いている職員さんに話を聞き、00の仕事についてとても興味を持ちました。私だったらこんな風に仕事をしてみたいです」とアピール材料になります。
良い情報が聞けたら良いですが、情報だけでなく、OB訪問は経験も積むことができます。
目上の人と話す練習台として利用
学生の頃は、目上の人=社会人と話す機会はほぼありません。
親しい友人とのカテゴリーばかりにいると、いざ目上の人とお話するとき、言葉が出てこない事態となります。言葉の練習をしておきましょう。
社会人とお話することは、面接対策にも通じます。本を読んだり、勉強していても、言葉に出さないとコミュニケーションは上達しません。
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まとめ:OB訪問はムダではないが、経験しないと結局わからない
メリット
- 面接の練習台
- 言葉遣いの練習
- 社会人相手だが、フランクな関係で接することができる
デメリット
- どんな人が来るのかわからない(人柄の安全性は不透明)
- 選考に影響はないので、媚び売っても意味なし
- 関係が悪化したら、希望会社の選考を受けづらくなる
とにかく経験者から話を聞いてみたい、聞いてから選考を考えたいと言う方は、OB訪問してみましょう。参考程度に聞くくらいなら問題ありませんし、それであなたの就活軸が定まるのであれば、良い判断材料になります。
なぜ聞いてもイメージがわかないのか
あなたがまだ経験していないからです。
つまり、理想の働き方をしていると想像していても現実はそうではなかった。あなたの思い違いと言うことになります。例えばですが、私はこんな想像をしていました。
銀行の窓口
- 理想:お客さんがいないときはいつも暇そう。15時に閉まるし、早く帰れていいなぁ
- 現実:お客さんがいなくても仕事はたくさんあり。15時からは時間に追われ大忙し。15時に帰れない
お客さん立場からと、銀行員立場からは全く違う目線です。今でも「銀行員の窓口ってお盆の時期、いつもガラガラだし暇でしょ?」と思っている方がいますが、経験していないからそう言えるのです。
あと手形を発行して~、再鑑して~と聞いてもわかりますか?こういうのは予習してもムダです。実際、現場で仕事をしてみて、やっとわかったと理解してきます。
そんなことよりも、面接やES、自己分析などに力を入れていきましょう。
余計な心配しなくても最初は苦労します
OB訪問してまで聞きたいことは、不安解消の部分もあると思います。
- やってみたい仕事を既に経験している人に、リアルな声を聞く
→ しんどい仕事、大変な仕事はあるのか、できれば先に知っておきたい - 休みはとれるのか、どんな人が働いているのか聞く
→ プライベートの時間は確保したい。先に人間関係の対策をしておきたい - 苦労したことは何か?
→ 克服方法を先に知っておけば、しんどい思いをせずに済む
先に予習をしとけば、壁にぶち当たっても大丈夫。・・・と楽観的になっていませんか?意味ないです。苦労は感じてからわかるものです。
人は苦労して強くなっていきます。なので、逃げずに社会の壁にぶち当たっていきましょう。
新卒の就活は一生に一度しかありませんので、自分が必要と感じたならやってみましょう。良い方向に進むように祈っています・・・。
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