【新卒で銀行に就職】どうせすぐ辞めるんでしょ。後悔すると思ったらそうでもありません。
こんにちは、mogukoです。
第一志望の銀行から内定をもらい、長続きせずに4年で辞めました。すぐ辞めるなら就職しなかった方がよかったのでは?と言われそうですが、私は特に後悔しておりません。
むしろ就職できてよかったです。良いこと・悪いこと、それぞれ経験しましたが、社会人としての土台は銀行で鍛えられてよかったと思っています。
本記事の内容
- 【新卒で銀行に就職】転職する方が大変
- 銀行で得られる経験は悪いことばかりではない
- 後悔などない。銀行に勤めれるのは貴重な経験
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【新卒で銀行に就職】転職する方が大変
新卒で銀行に入れることは簡単ではないと思います。(私にとってはラッキーでした)逆に銀行に転職しようと思ったらもっと難しいはずです。
- 新卒で銀行に就職→他業界に転職:普通にできる
- 新卒で他業界に就職→銀行に転職:難しい
中途採用で銀行に転職しようと思ったら、簡単なことではありません。
私が勤めていた銀行も中途採用はやっていましたが、入ってきたのは2人だけでした。たった2人です。どちらも他業界からやってきた方達でしたが、銀行に転職することは決して簡単ではないのかなと思いました。
新卒で銀行に入れたのは狭き門を突破したこと
新卒で入れたことはあなたの実力でもあり、すごいことです。
- 選考会
- グループディスカッション
- 課長面接
- 役員面接
- 最終面接
私の場合は5回ありました。何回行くんだよと思うくらい、銀行に足を運びました。
メガバンク出身ではありませんが、新卒で同じ類の銀行から内定をもらったことは狭き門を突破したんだと自信をもって良いと思います。
辞めても就職したことに後悔していない
辞める理由は色々ありますが、銀行に勤めるんじゃなかったと思ったことはありません。
- ルールに縛られた仕事スタイル
- 仕事と勉強を両立しなければいけないスタイル
- 毎日プレッシャーと闘うスタイル
社会人になったら時間は制約されますが、普通に働いていたら給料がもらえて、あとは自由時間と思っていませんでしょうか?
悪いとは言いませんが、それを1年目から経験すると、転職したくてもできないかも知れません。理由はスキルやキャリアを身に付けていないからです。
でもこんな環境にいたら、嫌でもスキルやキャリアは身につきます。
- ミスをしてはいけない
- ルールを守らないといけない
- 正しく事務処理をしないといけない
決して楽しく仕事とはいきませんが、将来のことを考えたら、銀行に勤めることはプラスになります。
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銀行で得られる経験は悪いことばかりではない
厳しい世界ですが、後悔が少ないのは下記のような理由があります。
- 収入
- 福利厚生
- 勉強
- 特異な業務
- 世間体が良い
解説していきます。
収入
リアルな金額はふせますが、感覚としてはこんな感じです。
- 毎月もらえる給料は一般的、または少ないと感じるかも?
- ボーナスは最強。これを年2回もらえるのは、かなりありがたい
毎月お給料は少ないと嘆くかも知れませんが、ボーナスでその気持ちは即なくなります。
「1年目でこんなにもらえるのか・・」それが銀行です。
正直、収入面のことを考えたら、銀行以上にもらえる会社は少ないのではないかと・・思います。
福利厚生
大手企業並みにしつかり整っています。
- 5日間の連続休暇(夏休み)
- 2日間の連続休暇(冬休み)
- 産休制度
- 育児休暇
- 年金関係(一部運用してくれます)
- 役職手当など
他も色々あったと思いますが、ざっとあげてみました。これが当たり前とは思わないで下さい。これはかなり揃っており、充実しています。
これってありがたいですよね。毎日忙しく仕事をしていても、固まった休みはきっちりあります。
勉強
社会人になってから勉強なんて、意識の高い人達しか基本しないと思います。
一般的に社会人になって覚えないといけないこと
- マナー
- 仕事内容
これくらいだと思います。
しかし、銀行員は違います。さらに上乗せ勉強しなければいけないことがあります。
- マナー
- 仕事内容
- 試験勉強
社会人でこんなにに勉強することはないだろうと思うくらい、勉強します。受験勉強並みと言ったら良いでしょうか。仕事と併用しながら試験合格に向けて勉強がセットでついてきます。
これが嫌な方は銀行に向いていません。他の会社も資格取得などに向けて勉強することがあるかも知れませんが、銀行ほどに勉強することはないと思います。
特異な業務
銀行業務は、文字通り銀行しかやらない業務です。
ですが、その業務を通して一般的な社会人よりも成長させてくれます。その中でも一番印象的だったのは失敗の重みです。
そんなことを言うのは他業界では多分言わないと思います。間違ったら「次から気を付けてね」と軽く言われる程度。特異な業務だからこそ仕事意識も鍛えられました。
世間体が良い
「どこで働いているの?」「銀行です。」これで一時的格差を感じる方がいるそうです。ちょっと気持ちはわかります。
職業差別をしてしまうと、銀行は間違いなく上級ラインです。
- 優秀
- エリート
- 安定したところ
こんなイメージが世間体としてウケるのでしょう。社会的地位がある職業として見られるので、家族親戚、近所の方々まで特別な目として見てくれます。一時ですがね。
この良いイメージは転職活動にも影響します。入行しただけでなく、辞めた後にも肩書きとして残っていくのです。だからどんなに銀行は厳しくてブラックだとわかっていても、銀行で働きたいと思う人がいたり、しがみついて残る選択をする人がいるのです。
しんどく辛いことはどこでもある
どんなにブラックで疲弊して、メンタル崩壊寸前な仕事をしていても、それは銀行だけではありません。
- 飲食店
- 運送業
- 製造業など..
確かに銀行は厳しくてしんどいこともあります。私も経験しました。しかし、そのしんどさは他と比べても同じくらいではないでしょうか?もしかしたら、もっとしんどくて辛い仕事をしている人がいるかも知れません。
銀行に就職したいを検索したら、「銀行はやめとけ」「精神病む」など、ネガティブワードが多いですよね。否定はしませんが、それだけで就職したことを後悔するのはちょっと違うと思います。
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後悔などない。銀行に勤めれたのは貴重な経験
入行できたこともそこで働けたことも、ご縁があってこそできたことです。辛いこともたくさんありましたが、辞めても転職先で色々活かせているなと感じています。
正直、肩書きに頼っている自分がいる
現在、3社目の大手保険企業で働いていますが、「どこで勤めていたのですか?」と聞かれたら、2社目の会社を出さず、「銀行です」と言ったことがあります。
それだけ「銀行」と言うのは大きなインパクトを残せます。いやいや、見栄をはっているだけじゃないかとツッコまれそうですが、見栄をはれるほどの肩書きなのです。
大事な所はキッチリしていますが、後は穏やかな感じですね。
厳しいところで働けば後がラクになる
経験上、厳しいところで働いているとそれが当たり前になってきます。
どこの会社も机のカギを必ずロックして、抜き打ち検査されるということはありません。そんなことはするのは銀行だけだと思います。
しんどいことや辛いことは嫌だと思っても、必ず経験します。それなら早めに経験しましょう。
銀行に入行できた方、おめでとうございます。すぐに辞めてしまっても、その経験はムダではありません。銀行に勤めることが全てではないので、自分を成長させるステップとしてまた頑張っていきましょう。
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銀行員は銀行業務の仕事しかしたことがありません。転職したいと思ったとき需要があるのか気になると思います。転職市場では銀行員のスキルや能力を求めている企業もあり、銀行員ブランドで多くスカウトメールがくることもあります。銀行の仕事しかやったことなくても、転職は正直有利に働きます。