Written by moguko

【ピアノをやめたいと子供が言い出した】やめどきはいつ?本音は続けたい気持ちもあり【見守ってあげて】

piano

こんにちは、mogukoです。

ピアノを楽しく続けていた子供のが突然「ピアノをやめたい」と言ってきたとき、あなたはどうしていますか?

原因はたくさんありますが、本音はやめたくない気持ちもあり。私も子供時代、そんな時がありました。泣きながら行っていましたよ。笑

どんな気持ちでそんなことを言ったのか、解説していきます。

(自論になりますので、あくまでご参考にどうぞ(*´ー`*))

本記事の内容

  • ピアノをやめたいと子供が言い出した。→ 愚痴を言いたいだけ
  • ピアノをやめたいきっかけは?やめどきはいつ??
  • 【継続は力なり】続けていたら良いことがある

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ピアノをやめたいと子供が言い出した。→ 愚痴を言いたいだけ

結論:壁にぶち当たって「無理だ」と駄々をこねているだけです。
まぁこれは仕方のないこと。壁にぶち当たったら「自分はもうムリだ」と大人でも思うはず。それと一緒です。

ちなみに私も「行きたくない」と泣きながら駄々こねていました。「じゃあやめるんか?」との回答に「行く」との繰り返し。いったいどっちなんだて思いますよね。お母さんは大変だったと思います。笑

もう少し頑張ればクリアできるかも知れない。ただもう先生怒られたくない。前にも後にも行きたくないモジモジしている感じ。雛鳥が飛び立つかどうでないか・・・みたいな感じです。

子供の頃の心情を思い返してみると、難しく険しい越えられない壁にぶち当たって、「こんな状況なの。大変なの。私の苦しみを聞いて〜」とただ愚痴を聞いて欲しかったんだと思います。

向き不向きはあるが、できれば続けてほしい

大人でさえ、やってみたけど続かなかった・・・みたい経験はよくあるでしょう。でもピアノに関しては、できれば諦めないでほしいです。

私は中学に上がる前にピアノをやめました。どんどん難しくなってもうついていけないやと思い、当時はやめたことに何も思いませんでした。しかし、ピアノはホコリをかぶることなく、独学で新しい曲にどんどん挑戦。結局ピアノが好きだったのです。

完全に個人的意見になってしまいましたが、ピアノは続けて損はありません。むしろメリットが多め。音楽の成績は確実に「5」は固いし、集中力や忍耐力につくので、ムダな習い事には絶対に当たりません。

それでも向き不向きがあるかと思います。こんな場合は不向きかも知れません。

  • 自分からピアノに向かわない
  • 全く練習しない
  • 「やめたい、やめたい」と毎日言う
  • 運動系の習い事もしている

私は運動がキラいだったので、文系なピアノがあっていたかも知れません。

運動系をやっている子はもしかしたら不向きかも・・・?ピアノは練習、継続することで上達するので、すぐに結果は出ません。なので運動が好きな子、活発な子、じっとしていられない子はもしかしたら不向きかも知れません。

ピアノを習う子で活発な子はあまり見ませんでした。なので目立たず、自分からピアノに向かう、コツコツ努力できる子は向いていると予想します。

練習しないことはあっても、ピアノに向かっていたらまだ好きなサイン。私がそうだったので、もう少し様子を見てピアノを続けさせてほしいなと個人的に思います。

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ピアノをやめたいきっかけは?やめどきはいつ??


まずはやめたいきっかけ、ざっとあげてみました。

  • 難曲をなかなか克服できず、ギブアップ宣言
  • 先生が怖くて、怒られるのがイヤだからやめたい
  • 同じ曲を何回も弾かされ、飽きた
  • 性格上つまらないと感じた。向いていない

上記の4項目の中でも。「やめたい」と思うパターンはほとんどがこのパターン↓

曲が難しい、いつも同じ所で間違う

先生に怒られる

ピアノの練習をしなくなる

ピアノがイヤになる

やめたくなる

ピアノをやっていたら、必ずこんな壁にぶち当たります。

私が通っていたピアノの先生も、ものすごく厳しい先生でした。いつも泣きながら練習、帰っていたのを覚えています。でもピアノが嫌いな訳ではないんです。先生に怒られるのが怖くて「イヤだ」と言ってるだけで、ピアノは好きだったんです。

怒られるのがイヤだったら練習すればいいのですが、なかなか上手くいかず練習をボイコット。やる気も起こらないので、悪循環。負のループに突入です。

そして最後、こうなります。

「ピアノは好きだけど、練習しても上手くならない。また先生に怒られる。もうイヤだ。お母さーんイヤだぁー!!」

・・・・てなります。こんな心の叫びはいつもありました。

「親に習わされた」はやめる確率が高いかも

あと親のエゴでピアノを習っていた場合、残念ながら辞める確率が高いです。親がどんなに思い入れがあっても、ピアノを習うのはお子さんですからね。

知らない間にピアノを習わされ、やる気が出ない、練習も面白くない、最後は先生に怒られる。そりゃやめたいと思いますよ。

過去、私より前にピアノを習っていた同級生がいました。親がピアノを習っていた理由でピアノを始めたそうです。連弾を一緒にやったことがあったり、めちゃくちゃ上手。難しいパートを軽くやっていたので、「すごいな」と思いつつ、ちょっと嫉妬してました。

ですが、知らない間にその子はピアノ教室をやめていました。理由は、ピアノよりもテニスがしたかったらしいです。言われて見れば、活発な子でした。

本当に好きなことをさせた方が、子供のため。本当にピアノが好きなのか、興味があるのか、ここはお話ししてから決めるべき。ムリにさせるとすぐやめてしまいます。

やめどきはこんなタイミング

ピアノも無料で習いに行ってる訳じゃないですからね。ここが難しいところ、タイミングは下記の通りです。

  • バイエル上下を卒業
  • ブルグミュラー・ツェルニーを卒業
  • 有名クラシックを発表会で弾いた後
  • 何年も弾けなかった難しい曲をマスター
  • クラシックを弾くのが飽きた

区切り、一通りの段階がやめどきかなと思います。

私の場合は、有名クラシックを発表会で弾いた後にやめました。発表会で「乙女の祈り」を弾き、一区切り。結局、やめたことに後悔したのですが、当時はやりきった、満足、達成感は感じました。

せっかく習うなら区切りまで頑張ってほしいです。バイエルできただけでも優秀ですよ。基礎固めになったのは確か。ピアノはどんどん学べば面白くなっていきます。

進学後の環境の変化など、やめるタイミングが出てくると思いますが、学年のタイミングではなく、最低限の基礎までマスターできたら一応やめどきではないでしょうか。

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【継続は力なり】続けていたら良いことがある


ピアノは簡単に上手くなりません。継続して徐々に上手くなるものです。

私は中学に上がる時に「忙しくなるから」と言う理由でピアノをやめてしまいましたが、正直「やめたくない」と言えばよかったと後悔しています。決して上手ではなく、先生にいつも怒られる日々、でもピアノを嫌いになることはありませんでした。

30代半ばなってやっとピアノを手放しましたが、約30年くらいずっとピアノを家に置き、弾きたい曲があったら好きなように弾いていました。手はだいぶ固くなりましたが、それでも好きでしたね。

子供からピアノをはじめるのは最高の習い事

子供がピアノに興味を示していたのなら、目的や目標がなくても構いません。少しずつ上達してから決めていけばいいです。

ピアニストになれなくても、趣味程度のレベルでも、お金稼ぎにならなくても、どこかで役に立ちます。私は高校の合唱コンクールで2年連続伴奏をつとめました。ピアノをやめても感覚は残りますよ。

ピアノ伴奏をやる機会ができたのも、ピアノから完全に離れなかったから。時間があればいつも弾いていました。音楽の先生から指導は入りましたが「ほとんど弾けてるから大丈夫よ」とお褒めの言葉をいただきました。

私の例になりますが、6年間続けてみて下さい。教室をやめたとしても、スキルは確実に残ります。

やめたい理由は色々あると思いますが、「やめたい」を乗り越えた先に、ちょっと良い景色が見えてくるかも知れません。今はわからくても、ピアノを習っていたことは大きな財産になります。

お子さんにとって良きピアノライフを送れることを祈ります(●´ω`●)

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