【もう銀行は嫌だ。転職したい】元銀行員は事務職に転職できた方法→行動しまくりました。
こんにちは、mogukoです。
元銀行員です。そこから事務職に転職しました。
- 銀行:4年
- 一般事務(総務・経理・その他):7〜8年
※派遣も含みます。
結論:銀行員から事務職に転職することは可能です。
銀行員は銀行しか転職先がないのではと考えるかも知れませんが、そんなことはありません。事務職でも歓迎です。理由は、元銀行員だからです。
本記事の内容
- 銀行員が銀行をやめたくなる理由
- 元銀行員は事務職に転職することは可能か?
- 元銀行員が事務職に転職するための方法
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銀行員が銀行をやめたくなる理由
- ノルマがキツイ
- 人間関係がキツイ
- 勉強量がキツイ(土日休みなし)
解説していきます。
ノルマがキツイ
銀行は手数料主義です。
- 振込手数料
- 融資の手数料(利ざや)
- 住宅ローンの手数料・投資信託や保険の販売などの手数料
銀行は上記の所しか利益がとれません。
自動車や家電みたいな物欲がわくような商品は扱っていません。投資やビジネスで必要なお金をメインに扱っています。
ノルマに関してですが、自身のお金をノルマ枠に入れることもあります。経験上、私も「1年で良いから100万定期預金して」と言われ、定期したことがありました。まぁ、オペレーションの練習にもなったので、一応良い経験になりました。
人間関係がキツイ
銀行は縦の関係がとてもキツイです。
- 体育会系の行員が多め
- 怒られることが仕事
- 付き合い・飲み会が多い
体育会系の行員が多い理由は、営業の戦力増員と上下関係を理解していると言う見方もあります。
なので、叱責する時もガツンと言います。ですが、悪気があって言っている訳ではないので、そこは理解して下さい。
ついていけなかったら、辞めてくれたら良い。そんな厳しい世界なんかなと思います。
勉強量がキツイ(土日休みなし)
銀行で働いていると、銀行業務検定と言う試験があります。
- 財務
- 税務
- 法務
- 貸付業務
- 証券業務
- デリバテイプ取引
- コンプライアンスなど
上記のような項目をクリアする為に休み返上で勉強しないといけません。
なぜ、勉強しなければいけないのか?
- 出世の為
- 個々の銀行に与えられたノルマ(3年目までに財務3級は合格するなど)
- 勉強マニア
ある程度とっていないと「まだとっていなかったの?」と言われる可能性があります。なので、若いうちからたくさん勉強して後をラクにしていたら何も言われません。
他業界は分かりませんが、銀行で働いている限り、勉強はずっと続いていきます。
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元銀行員は事務職に転職することは可能か?
また、銀行員は他業界からの評価は高めです。
- 信頼されるマナースキルが身についている
- 勉学に励む姿勢ができている
- 丁寧な確認作業ができる
- お金の扱いは信頼度抜群
お金や数字に強いイメージがあるのと同時に、小さな事まで確認するクセもついています。他業界に行けば、書類の小さな不備でも特に問題視していなかったことが、銀行にいたら当たり前のように確認していたことになります。
そんな姿勢が他業界から重宝されるケースもあります。
しかし、銀行事務と事務職は全く違う
1つ注意点があります。
銀行事務と一般の事務職の仕事内容は全く違います。
銀行事務
- 窓口事務・・・お客さんと直接やり取りする業務
- 後方事務・・・申請書類に不備や記入漏れなどがないかチェックをして、専用端末への入力する作業を行う。その他、入出金・振込の処理や電話の対応、書類の整理なども行う
事務職
- 書類作成
- ファイリング
- データ入力
- 伝票処理・整理
- 備品管理・発注
- 電話・メール応対
- 来客応対
銀行事務は、単調作業を正確にこなすのが主な仕事だと思います。事務職も似ている所はありますが、事務職は細々とした仕事がたくさんあります。
銀行事務で経験したことを事務職の何に活かせるかと言えば、不備や記入漏れなど、普段誰もチェックしない所まで確認する能力が活かせるかと思います。
パソコンスキルはほどほどでも大丈夫だと思う
事務職はパソコンがメインなので、全くスキルがないと難しいのでは・・と感じるかも知れませんが、そんなことはないです。
現に私が、1回目の転職した時の事務スキルは下記の通りです。
- Word: 適当な文書が書ける
- Excel : 簡単な数式(SUM)と名簿を作れる程度(ifは使えない)
- PowerPoint : 資料作成でできるくらい
- access: 既にあるデータベースからクエリを作れる
銀行事務でも特殊なパソコンを使用して、タイピングくらいはしていたと思います。タイピングできていたら、後は慣れです。
転職する際は、必ず前任者の引継ぎがあると思います。WordやExcelをあまり使ってこなかったとしても、前任者がやっていた過去データなど必ず残っています。それをコピペして、やっていけば良いことです。正直、そんなにビビらなくても大丈夫です。(私もそうでした。)
銀行員はイメージだけで一歩リードしている
最終的には中身や経歴を見ると思いますが、元銀行員と言うだけで書類選考はサクッと通りやすいです。
どこの企業もいい加減な仕事しか出来ない人間は求めていません。
銀行と言うお金の扱いに厳しい世界で働いてきたからこそ、仕事の姿勢が誰よりもきっちりしている人材を欲しがる企業が多いことも事実です。
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元銀行員が事務職に転職するための方法
- 転職サイトに登録する
- 転職エージェントに登録する
- 履歴書・職務経歴書を準備する
- 面接対策をする
- 身だしなみを整える
- スーツを準備する
まずは登録しましょう。(5分くらいで終わります。)
>>事務職求人が多いおすすめ転職サイト・転職エージェント3選【女性限定サイトも紹介】
希望している求人があるのかも気になりますし、事務職に転職する為にどのようなやり方で取り組めば良いのか、エージェントと相談して決めなければいけません。
どのタイミングで登録すれば良いのか?
- 辞める辞めないの気持ちで揺れている
- 近々(3ヶ月以内)辞める予定
- まだ辞める予定ではないが、ずっと銀行にいるつもりはない
- もう銀行辞めている。すぐに転職したい
どのタイミングでもOKです。
すぐに転職したい気持ちはなくても、登録しておけば新着求人が見られたり、オファー案件が舞い込んでくることがあります。
情報収集の為に登録している転職予定者もいるので、今後、転職するかしないかで考えている方でも登録しておいて損はないと思います。
銀行も安泰な職業ではない
昔は銀行に勤めたら安泰と言われてきました。(給料も良いし、待遇も良いし悪いトコなし)
しかし、今はメガバンクでも簡単に3,000人リストラとかやる時代です。その中でも定年まで勤めれたら素晴らしいことですが、つまらない仕事をやっていると感じたら少し病んでいると思います。
特にメンタルやられてもう銀行の仕事はイヤだと思っている方、結論、転職したらそのイヤな世界から抜け出せます。なぜなら、病むほどしんどかった業務が、他業界では信頼のある戦力としてあなたを迎えてくれることがあります。
もう嫌だ。辞めたいと思ったら行動しよう
まずは行動です。「嫌だ。辞めたい」と思うだけでは、状況は変わりません。
思い切った行動はどうしても躊躇すると思いますが、時間はサラサラっと流れていきます。まずはどんな求人があるかチェック。その後は自分が本当にどうしたいのか考えてみましょう。
事務職求人が多いおすすめ転職サイト・転職エージェント3選【女性限定サイトも紹介】 | moguko-blog
事務職は少ない求人数の中で、多くの女性が殺到する人気職種です。どうしたら事務職に転職できるか?事務職求人の多い転職サイト・転職エージェントに登録し、未経験でもビビらずに積極的に応募することが大切です。実務経験がなくてもチャレンジしやすい職種ですので、行動した人が事務職に転職できます。