年をとってもたんぱく質は十分に取る必要がある?

美容・健康

たんぱく質が足りない人は骨粗しょう症になりやすい

年を取るにつれ、手の込んだ肉料理よりあっさりした魚料理のほうが好きになったという人が多いかもしれませんが、必ずしもそんな人ばかりとも限りません。

高齢であるにもかかわらず、肉料理を毎日食べているという人もいて、そんな人に限ってとても若々しく元気です。コーヒーが大好きという高齢者も多く、「年寄りだから」と、イメージで決めつけないほうがよさそうです。

本屋さんの健康本コーナーには、「肉は食べないほうが長生きをする」という本と、「長生きしたいなら肉を食べなさい」など、正反対のことを主張している書籍が並んでいたりします。いったい、年をとったら肉料理は食べたほうがよいのでしょうか、それとも食べないほうがいいのでしょうか?

たんぱく質が足りているかどうかは、アルブミンという血液検査の値でわかります。
80才以上の高齢者を診察そ手織りと、このアルブミン値が極端に低い人たちによく出会います。
その中には骨粗しょう症になっている人も多く、骨を丈夫にするには、カルシウムだけでなくたんぱく質も大切であることがわかります。

高齢になっても十分なたんぱく質が必要です。

普段の食事は魚を中心にして、ときどき肉料理も食べるという組み合わせが、すでに述べたように年齢にかかわらずやはりベストなのです。

ただし食肉には、たんぱく質のほかに脂質も多く含まれています。とくに健康を考える上で問題となるのはコレステロールと悪玉脂肪酸で、これらを取りすぎている人にあきらかに心筋梗塞が多くなっています。

最近、食品中のコレステロール含有量と血液検査のコレステロール値は関係がないという説が学会から発表されました。しかし、この説は主にタマゴについて調べたデータからきたもので、食肉の摂取量と血中コレステロール値の関係はまだよくわかっていません。
ひとつだけ言えるのは、食肉に含まれる悪玉脂肪酸を取りすぎると、体内でコレステロールの合成が促進され、結果的に血中コレステロール値は上昇してしまうということです。

やはり肉料理も、ほどほどに食べましょう。